伊藤園の「ビタミンフルーツりんごMix100%」
カムカムがミックスされたりんごを深く味わう
カムカム入りの伊藤園「ビタミンフルーツりんごMix100%」
伊藤園「ビタミンフルーツりんごMix100%」は余計なものは使用せずりんごそのままお美味しさに仕上げた果実飲料、しかしMixというだけあってりんごだけではなくカムカムがミックスされている。
このカムカムがミックスされることによりりんご本来の甘みと酸味が爽やかなに広がる味わいがビタミンフルーツりんごMix100%のセールスポイントだ。
では聞きなれない言葉「カムカム」とは一体何のことなのだろうか?
カムカム(学名Myrciaria dubia)はフトモモ科の常緑低木。ペルーのアマゾン川流域の熱帯雨林に産し、Camu camu、CamuCamu、Cacari、Camocamoなどの名で呼ばれる。近縁な植物にはジャボチカバや、グアバベリー(英語版)がある。
果実はサクランボのような赤紫色をしている。実には100gあたり約2800mgのビタミンCを含み[1]、これはレモン果汁の50-60倍である。ほかにアミノ酸のバリン・ロイシン・セリンや、フラボノイド、エラグ酸等も多く含む[2]。果肉は柑橘類のような甘酸味があり、清涼飲料に加工されるほか、アイスクリームや菓子にも使われる。このほか果肉を粉末化またはカプセル化したものが先進国で健康食品として売られており、特に日本への輸出が多い。カムカムのもつ栄養機能や活性成分を明らかにする研究は十分に行われてはいないが、抗酸化作用や抗炎症作用に関する研究[3][4]がある。また、近年、高血圧ラットを用いた実験でカムカムに血圧抑制作用がある可能性が示唆された[5]。
カムカム - Wikipediaより引用
カムカムを簡単に言ってしまえば果実であり、ビタミンCが豊富であり甘く酸味がありるのでドリンクやアイスに使われる果実という事になる。
他にもカムカムの機能性や効果なども示唆されてはいるが、聞きなれない言葉を使う姿勢を僕はあまり好まない。やはり誰にでも分かる言葉や市民権を得ている言葉による商品説明が欲しい。
伊藤園としてもその辺は分かっているのだろう、ビタミンフルーツりんごMix100%のパッケージ背面にはカムカムの説明が掲載されている。
果実由来のビタミンC
レモンの約27倍のビタミンCを含む「カムカム」を使用。果実由来のビタミンCが補給できます。
カムカムについて何となくは分かるがこれでは味の想像が出来ない。
メインがりんご味なのは分かるが、wikiにあるような甘く酸味がある果実といった説明が始めての人に欲しいとこだ。
ただビタミンフルーツりんごMix100%はカムカムが決めてになるような味ではないのかも知れない、この辺は実際に飲んでみなければ分からないだろう。
1本(340g)当たりエネルギー 158kcal(香料・砂糖 無添加)
とても飲みやすい味、大人から子供まで飲める優しいりんごジュース
さっそくビタミンフルーツりんごMix100%のペットボトルキャップをあけて香りを確認するもあまり果実の香りは感じられない。
ひと口飲んでみるとそれなりに深いコクの味わい、りんご本来の素朴な味を生かした味...これはうまい。
余計なものは使用せずりんごそのままの味に仕上げたとはこのことだろう。
ただ一つ疑問がある...そう、ミックスされているカムカムの存在だ。
カムカムの味を考えると甘さと酸味が加わっていることになる、そして甘さの部分でいえば僕の味覚ではりんごの素朴な甘さをしっかりと感じられた。
しかしカムカムの持つ酸味については感じられなかった、つまりビタミンフルーツりんごMix100%は酸っぱくないのだ、だからこそ飲みやすいと僕は考えている。
この飲みやすさは大人は勿論のこと、子供にも良いだろう。これはパッケージにも記載されている安心品質とも合致する。
「安心品質とは?」
余計なものは使用せず、果実の「おいしさ」と「栄養」を安心して召し上がっていただける品質のことです。
伊藤園が果実飲料のジャンルにおいてどこまで市場に食い込んでくるか...ドリンク好きでなくとも注目する必要があるだろう。
そんな風に、僕は思う。