ティナント ナチュラルミネラルウォーター(Tynant Still Natural mineral water)
いびつな形状のペットボトルが特徴のイギリス・ウェールズ天然水を実際に飲んだ感想と評価について
ウェールズ産の天然鉱水「ティナント ナチュラルミネラルウォーター」
イギリスのウェールズ地方中部で採水された鉱水「ティナント ナチュラルミネラルウォーター」(Tynant Natural mineral water)は、イギリス北西端のカンブリアン山脈を源泉とする硬度102の硬水。
ブランド名のティナント(Tynant)とはウェールズ語で「小川のそばの小屋」を意味する言葉、ティナントの、ミネラルウォーターや炭酸水はヨーロッパの名だたる一流ホテルで選ばれているミネラルウォーターだ。
ティナント ナチュラルミネラルウォーターの特徴は日本の常識では考えられない形状のペットボトル
ボコボコしたいびつな形であり、日本の一般的なペットボトル形状と比較すればB品ではないか?適当に作ったものではないのか?
といった疑問がある人も多いだろう。
しかしティナント ナチュラルミネラルウォーターのペットボトルは、これでちゃんとした形のもの。
ウェールズの工業デザイナー「ロス・ラブグローブ」が2年の歳月をかけて作り上げたペットボトルで、”揺らぐさざ波”とよばれている。
1958年、ドイツ生まれ。マンチェスター工科大学にてインダストリアルデザインを学び、最優秀美術学士号取得。1980年代初期は、ドイツのフロッグ・デザインに所属し、ソニーのウォークマン、アップルコンピューターなどのプロジェクトに参画。その後、ジャン・ヌーベル、フィリップ・スタルクらと共に、ルイ・ヴィトン、エルメス、デュポンなどのコンサルティングを手掛けました。その後カルテル、カッペリーニ、プジョー、ハーマン・ミラーなどの大手企業の商品デザイン、日本では、せんだいメディアテークのインテリアプロジェクトや、イッセイミヤケとのコラボレーション、日本航空のファーストクラスのシートデザインにも携わっています。曲線を自在に操るオーガニックデザインの第一人者。
日本人とは肩書に弱いもので、ロス・ラブグローブ氏の経歴を見ると評価が一変、
「いびつな形」「B品」「てきとうに作った」といった第一印象が「お洒落」「かっこいい」「持ちやすい」の高評価に変わってしまう。
僕も最初にティナント ナチュラルミネラルウォーターを見た時は「なめ腐ったペットボトルだなwww」「やっちゃった系www」とバカにしていた部分がある。
ティナント ナチュラルミネラルウォーターの原材料名と栄養成分表示
品名:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:鉱水
内容量:500ml
原産国名:イギリス
採水地:ウェールズ
輸入者:宝商事株式会社
【栄養成分表示(100ml当たり)】
- 熱量 0kcal
- たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量 0g
カルシウム:2.25mg
マグネシウム:1.15mg
硬度:102.25/L
pH:6.8
ティナント ナチュラルミネラルウォーター500mlPETパッケージより引用
ヨーロッパの名だたるホテルで飲まれているティナント ナチュラルミネラルウォーターだが、日本でれはネット・SNSでもレビュー情報が全くない状態になっている。
そんなに素晴らしいミネラルウォーターなら日本でもそれなりの知名度があってもよいはずだが...
実際に飲んで確かめてみよう~!
全くクセがないまろやか天然水、ハイクラスのホテルで飲まれるのも分かる美味さ
ティナント ナチュラルミネラルウォーターのペットボトルをあけて匂いを確認すると無臭、そこにイギリスやウェールズらしさは全くない。
実際に飲んでみると予想に反してまろやかな舌触りと喉越し。
全くクセがなく余分な味もなし、一切のアクセントが除外された、これぞミネラルウォーター!とよべるものだ。
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水道水よりも美味い水はのは当然として、日本で売られている一般的なミネラルウォーターよりも美味いか?となれば美味い。
ただし水なので味の旨さを示すのではなく、喉越しや口に含んだ際のまろやか感、雑味のなさなどによる評価だ。
ペットボトルの形状からして、見た目で釣り上げる大したことないだろ天然水と思っていたティナント ナチュラルミネラルウォーター。
ところが実際に飲めば、確かにヨーロッパのハイクラスホテルで飲まれているだけのことはあるな...と感じるものがある。
とはいってもティナント ナチュラルミネラルウォーターは500mlの希望小売価格が200円、輸入飲料とはいえ庶民が日常的に飲む水としては超高級ミネラルウォーターだ。