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「アサヒ 颯」はどのようなペットボトル緑茶?味や香り、CM曲などについて解説!

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アサヒ飲料「アサヒ 颯(そう)」

一般的な緑茶とは異なる華やかな香り立ちを実現した新たな緑茶「微発酵茶葉」を使用した緑茶を実際に飲んだ感想と評価について

総合評価 味は苦み・渋みが弱くスッキリしていますが、香りに少々癖アリ。華やかな香り立ちとは言い難く、好き嫌いが分かれる香りです。
味は悪くなくゴクゴク飲める、香りだけがイマイチな緑茶飲料ですよ~
  • 発売日:2023年4月4日
  • 希望小売価格(税別):80円/115円/140円/160円/380円
  • 容量:紙パックスリム250ml/PET275ml/PET500ml/PET620ml/PET2L

アサヒ 颯,PET620ml

茶師十段の酢田恭行が監修した微発酵茶葉使用の新しい緑茶「アサヒ 颯」

アサヒ飲料から2023年4月4日に発売された「アサヒ 颯(そう)」は、日本最高位茶師十段の酢田恭行氏全面監修のもとに微発酵茶葉(萎凋(いちょう)緑茶)を一部使用することで一般的な緑茶とは異なる華やかな香り立ちを実現した新しいジャンルの緑茶飲料だ。

アサヒ 颯,パッケージデザイン,ペットボトルラベル

「アサヒ 颯」で使われている萎凋緑茶は発酵度合いの調整が難しいもので、国内の煎茶の0.02%しか生産されていないもの。

アサヒ飲料は萎凋緑茶を生産可能な工場の協力の下で量産化を実現したのが「アサヒ 颯」なのだ。

萎凋(いちょう)緑茶について  

「萎凋」とは、摘み取った茶葉を風通しのよい場所などに放置し、葉を萎れさせて香りの発揚を促す工程のこと。

この過程で茶葉がほんの少し発酵し、お茶として仕上げた時にその品種茶が持つ独特の香りが際立つ微発酵茶。

「バニラ」や「クチナシの花」に似た香りと表現されることがある緑茶。

テレビCMで若い世代にも響いた「Livin' On A Prayer」

「アサヒ 颯」は発売と同時にテレビCMをガンガン流しまくる広告販促活動により、緑茶といった地味なジャンルにも関わらず一気に知名度と人気を獲得背景がある。

とくにNBAプレイヤーの八村塁選手が出演したCM「叫びたくなる緑茶 八村塁」はかなりの話題になった。

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このCMが話題になった背景には八村塁選手の出演だけでなく、使われているCMソングも多いに影響している部分がある。

若い層にとっては知らない曲だけどなんかカッコいい、中年層にとっては懐かしい曲なのだ。

この曲はBON JOVIが1986年に発表したシングル「Livin' On A Prayer」

もちろん日本でも大ヒットした曲であり、当時日本ではカセットテープのCMソングで話題にもなった名曲だ。

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近年ではアメリカの地下鉄や公園で「Livin' On A Prayer」を熱唱する黒人おじさんの存在により再び注目される曲に。

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実際、Livin' On A Prayer熱唱黒人おじさん動画の影響は凄まじいものがあり、「Livin' On A Prayer」は、みんなで歌える、心をひとつにするアメリカを代表するロックな曲といっても過言ではないほどの存在になっている。

「アサヒ 颯」のテレビCMはそんな名曲をのサビを八村塁選手でダイナミックに表現しているのも話題になった要因なのだ。

「アサヒ 颯」の原材料名と栄養成分表示

アサヒ 颯,原材料名
アサヒ 颯,栄養成分表示

名称:緑茶(清涼飲料水)

原材料名:緑茶(国産)/香料、ビタミンC

内容量:620ml

【栄養成分表示(100ml)当たり】

  • エネルギー 0kcal
  • たんぱく質 0g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 0g
  • 食塩相当量 0.03g

引用元:アサヒ 颯 PET620mlパッケージ

これほど話題性がある「アサヒ 颯」だが、SNSの評価は美味い/不味いで評価が割れまくっている。

どちらかと言えば不味いの評価が目立つほどであり、テレビCMのゴリ押し感も批判されていたりもする。

実際はどうなのか、飲んで確かめてみよう~!

マズいと批判されるレベルの味ではないが...

アサヒ 颯,ペットボトルキャップ,ペットボトルの形状

「アサヒ 颯」を開栓して香りを嗅ぐと、若干甘そうなクセがある香りだ。これは評価が分かれてしまうのも頷ける。

実際に飲むと、わりと普通の緑茶であり苦みや渋みは弱め。

味自体は不味いと批判されるようなレベルではなく、普通にゴクゴク飲めるペットボトル緑茶。

すっきりした味わいで美味しく飲める。

だが香りに関して評価が分かれるのも事実であり、少なくともバニラのような香りでない。

少し甘みがあるオッサンの加齢臭を感じる部分があり、時代のニーズに合う香り高い緑茶とはいえないのでは?と感じてしまうのが本音だ。

コールドでこの香りとなるとHOTは少々厳しいのではないだろうか。