大正製薬「RAIZIN SAKURA(ライジン サクラ)」
カフェインの変わりに新素材「エネキストラ」を配合した桜フレーバーのエナジードリンクを実際に飲んだ感想と評価について
カフェインゼロ、カロリーゼロ、糖類ゼロのエナジードリンク「RAIZIN SAKURA(ライジン サクラ)」期間限定発売
大正製薬から2021年2月9日より期間限定で発売された「RAIZIN SAKURA(ライジン サクラ)」はカフェインゼロ、カロリーゼロ、糖類ゼロといった”トリプルゼロ”を基本とする桜フレーバーのエナジードリンクだ。
しかし「おい!カフェインゼロでエナジードリンクだと?」と突っ込みたくるのが当たり前、カフェインの覚醒効果を求めての、気分向上をイメージしてこそ高価なエナジードリンクを買うのに...となって当然の話だ。
この問題について大正製薬としてはカフェインの変わりに新素材「エネキストラ」を配合することでエナジードリンクとしている。
エネキストラとは
エネキストラは植物であるガランガル(Alpinia Galangal)の地下茎から抽出したもので、カフェインに代わる新素材として注目されています。ガランガルとは
ガランガルはアジア伝統料理の香辛料として使用されているショウガ科植物です。
タイ語では「カー」と呼ばれていて、トムヤムクンにも使われています。
自然に存在するガランガルの種類は数え切れませんが、エネキストラにおいてはふさわしいものを選び出し、適合した種のガランガルだけを製造に使用しています。
大正製薬のRAIZIN(ライジン)シリーズはエネキストラを使用したエナジードリンクブランド展開を続けているが競合他社のエナジードリンクに比べれてエナジードリンクっぽさがないのが厳しいところ、
250ml税込で200円を超える炭酸飲料なのだから消費者の評価は厳しくあって当然なのだ。
RAIZIN SAKURA(ライジン サクラ)の原材料名と栄養成分表示
商品名:RAIZIN SAKURA(ライジン サクラ)
原材料名:エリスリトール(米国製造)、ガランガルエキス、ショウガ抽出物、脱蛋白ローヤルゼリー、イチョウ葉抽出物/炭酸、酸味料、香料、アントシアニン色素、保存料(安息香酸Na)、安定剤(増粘多糖類)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、イノシトール、カラメル色素、ナイアシン、ヒスチジン、イソロイシン、V.B6、V.B2
内容量:245ml
【RAIZIN SAKURA(ライジン サクラ)の栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 0kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 1.9g
- -糖類 0g
- 食塩相当量 0.053g
- カフェイン 0mg
【エナジー成分】
- 1本(245ml)当たりガランガルエキス1035mg(エネキストラ150mg相当)
RAIZIN SAKURA(ライジン サクラ)245ml缶パッケージより引用
RAIZIN SAKURA(ライジン サクラ)への評価をネット・SNSで調査すると桜餅味のドリンクであり「美味い/不味い」で評価が分かれている。
以前のバージョンのRAIZIN SAKURAを飲んだ時は甘い桜味の炭酸飲料でエナジードリンクっぽさはなし、低評価するしかないドリンクだったのだが...2021年版には変化があるのだろうか?
実際に飲んで確かめてみよう!
甘い桜餅を炭酸飲料に、エナジードリンク感は無し!
RAIZIN SAKURA(ライジン サクラ)のプルタブをあけて香りを嗅ぐと以前と同様にやっぱり桜餅の香りだ、正直言って飲欲をそそる香りではない。
実際に飲むと甘い桜餅の味がする炭酸飲料と表現するしかない、エナジードリンクの魔剤感やケミカルっぽさ、薬っぽさが皆無となり評価も前回と同じく低評価
後味に人工甘味料の甘さが残るのも低評価の理由となる。
大正製薬がエネキストラを使用するとこでカフェインゼロ、カロリーゼロ、糖類ゼロのエナジードリンクといった新ジャンルに挑戦する姿勢は素晴らしいと僕は考えている。
だが一般消費者目線で1本で税込200円以上(希望小売価格税込210円)でRAIZIN SAKURA(ライジン サクラ)を考えると満足度の低い炭酸飲料となってしまう、
少なくとも「200円以上出してエナジードリンクを飲んだぜ!」な気分にどうしてもなれない。
RAIZINエナジードリンクシリーズはこのままでは厳しい未来しか見えないと思われるのでそろそろ抜本的な方向転換をしたほうが良いのでは?なんて思うところだ。
関連ドリンク