大正製薬「ライジンフルーティーサンダー」
カフェイン、カロリー、糖質が全てゼロのエナジードリンクを実際に飲んだ感想と評価について
カフェインに代わる新素材「エネキストラ」配合のエナジードリンク「ライジンフルーティーサンダー」
大正製薬のエナジードリンクブランド「RAIZIN」からカフェイン・カロリー・糖質の全てゼロの新商品ライジンフルーティーサンダー(RAIZIN FRUITY THUNDER)が2020年3月24日に新発売された。
ライジンのエナジードリンクシリーズにはゼロカロリーのライジンゼロが既に発売済だが今回新発売となるライジンフルーティーサンダーはエナジードリンクの重要な要素であるカフェインまでもをゼロにしたもの...
え!?カフェインゼロでエナジードリンクとよべるの?
エナジードリンクの常識としてカフェインは必須の成分、だが大正製薬はカフェインの代わりとなる新素材「エネキストラ」配合によりエナジードリンクとしている。
エネキストラとは
エネキストラは植物であるガランガル(Alpinia Galangal)の地下茎から抽出したもので、カフェインに代わる新素材として注目されています。ガランガルとは
ガランガルはアジア伝統料理の香辛料として使用されているショウガ科植物です。
タイ語では「カー」と呼ばれていて、トムヤムクンにも使われています。
自然に存在するガランガルの種類は数え切れませんが、エネキストラにおいてはふさわしいものを選び出し、適合した種のガランガルだけを製造に使用しています。
2020年現段階におけるエネキストラはカフェインに代わる新素材として”注目”されているもの、あくまで注目なのだ。
そうなるとカフェインの効果について考える必要があり、エネキストラでカフェインと同等の効果が期待できるならば代わりになるともいえるだろう。
- 中枢神経を覚醒
- 疲労や眠気を軽減
- 集中力
- 運動コントロールの向上
カフェイン摂取からの期待できる効果で認知度が高いものが上記の4項目になる。
つまりエネキストラが上記4項目に効果的となればカフェインの代わりになるとも言えるだろうがエネキストラはまだ注目段階の新素材、
もっと言えばエネキストラが効果的だとしてもカフェインと代わる必要があるのか?といった問題がある。
エネキストラをカフェインと代えたいと考えるならカフェインとの違いや効果を詳しすぎるほど解説する必要があるとは思うのだが...
ライジンフルーティーサンダー(RAIZIN RAIZIN FRUITY THUNDER)の原材料名と栄養成分表示
名称:炭酸飲料
原材料名:エリスリトール(米国製造)、ガランガルンエキス、ショウガ抽出物、脱蛋白ローヤルゼリー、イチョウ葉抽出物/酸味料、炭酸、香料、保存料(安息香酸Na)、カラメル色素、安定剤(増粘多糖類)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、イノシトール、ナイアシン、香辛料抽出物、ヒスチジン、イソロイシン、V.B6、V.B2
ライジンフルーティーサンダー(RAIZIN FRUITY THUNDER)の栄養成分表示100ml当たり
- エネルギー 0kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 2.3g
- 糖類 0g
- 食塩相当量 0.138g
- カフェイン 0mg
1本(245ml)当たりガランガルエキス1035mg(エネキストラ150mg相当)
ライジンフルーティーサンダー(RAIZIN FRUITY THUNDER)245ml缶パッケージより引用
辛いラムネとレッドブルを混ぜ合わせたような味わい、濃いめで刺激強め
ライジンフルーティーサンダーのプルタブをあけて香りを嗅ぐとガラナ炭酸飲料っぽい香りだ、エナジードリンクの雰囲気が十分でヤル気を感じられる香りだ。
実際に飲むと辛味があるラムネとレッドブルを混ぜ合わせたような濃い味、かなり癖が強いもののエナジードリンクならこぐらい強い味のほうが良いだろう。
辛味があるので体が熱くなる効果があるのもライジンフルーティーサンダーの特徴だ、味のインパクトと刺激の面で考えても面白い。
だが後味に残る人工甘味料の甘さが少々気になるところ、この辺はレッドブルシュガーフリーのほうが格上だろう。
エネキストラがカフェインの代わりになっているのかどうか?については何とも言い難い。
刺激が強い味わいなので気分が覚醒するような感じは確かにある、だが単純に辛味が強く体がポカポカするのでそう感じるだけかもしれない。
ライジンフルーティーサンダー、後味の人工的な甘さがマイナス評価にはなるが新しいエナジードリンクとしては面白い味わいだ。
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