サントリー『BOSS ボス レインボーマウンテンブレンド ビター』
目覚める苦味のボス缶コーヒーを実際に飲んで感想と評価をしてみよう
BOSS ボス レインボーマウンテンブレンド ビターは終売しています
レインボーマウンテン豆を1.2倍に増量によりガツンとした苦味のBOSS「ボス レインボーマウンテンブレンド ビター」
サントリーの缶コーヒーブランドBOSSから新登場した『BOSS ボス レインボーマウンテンブレンド ビター』は同シリーズのボスレインボーマウンテンの豆を1.2倍に増量、
それによりガツンとした苦味を表現したビターテイストの缶コーヒーだ。
では通常のボスレインボーマウンテンは苦くないのか?となると苦味もコクもあるが同時に甘さも強めの缶コーヒーの味わい
通常のボスレインボーマウンテンブレンドは甘いがインパクトが強く、「缶コーヒーを飲んだぜ!」感が強く得られる味わいだ。しかし甘さが強く一日に2~3本も飲めるような味ではない。
そんなインパクトの強いレインボーマウンテンにガツンとした苦味を加えたとなれば更なる缶コーヒー感が強まるのだろう。
缶コーヒー市場における消費者の声が苦味を求めているのは分かる、とくに冬場は缶コーヒーの需要が高まる季節であり外回りで働く男にとって缶コーヒーはいっぷくの清涼剤のようなもの、良くも悪くも心をリセットする効果は抜群なのだ。
サントリー『BOSS ボス レインボーマウンテンブレンド ビター』の原材料名と栄養成分表示
BOSS ボス レインボーマウンテンブレンド ビターの原材料名
品名:コーヒー
原材料名:牛乳、コーヒー、砂糖、乳製品、デキストリン/カゼインNa、香料、乳化剤、安定剤(カラギナン)
BOSS ボス レインボーマウンテンブレンド ビターの栄養成分表示(100gあたり)
- エネルギー 36kcal
- たんぱく質 0-1.4g
- 脂質 0-1.2g
- 炭水化物 6.7g
- 食塩相当量 0.12g
カフェイン 75mg
サントリー『BOSS ボス レインボーマウンテン ビター』185g缶パッケージより引用
ボスレインボーマウンテンブレンドのカフェイン量は60mg、ビターは75mgなので確かにカフェイン量は多めだ。
カフェインにも味がある、苦味がある...のようなネット情報もあるがカフェインがコーヒーに影響する苦味はほとんどなし、コーヒーの苦味は豆を焙煎する過程で出る味わいだ。
つまりカフェイン量が多いから苦味が強いわけではない、これはエナジードリンクの高カフェイン飲料を飲めば分かる話だ。
ガツンとした苦味は無し、むしろミルク成分の甘さを感じる
よく振ってからBOSS ボス レインボーマウンテンブレンド ビターのプルタブをあけて香りを嗅ぐとコーヒー感が強めのなミルクコーヒーの香り、ビター感のある香りではない。
実際に飲むとセールスポイントである目覚める苦味はない、それよりもミルク成分の甘さを感じるほど...いや、もうはっきり言ってしまおう、
BOSS ボス レインボーマウンテンブレンド ビターは苦味を求めて飲む缶コーヒーではない。
缶コーヒーで本当に苦味を味わいたいのであればブラック無糖が間違いない、しかしブラック無糖にはミルクの優しさがなく強めの味、苦手な人も多い。
ならば微糖タイプのミルク入り缶コーヒーで...となるが微糖タイプの缶コーヒーになると人工甘味料の甘さが気になる、後味の人工的な甘さがまずい場合が多い。
このような缶コーヒーの”あれこれ”を埋めてしまっているのがコンビニのドリップコーヒーだろう、ミルク(コーヒーフレッシュ)や砂糖の有無を自分で決められる、それでいて価格は100円ともなればコンビニコーヒーを選んでしまう人が多いのも頷ける話だ。
だからといって缶コーヒーがダメなわけではない。
気温が下がる冬場、外回りの仕事中に一息つけたい時や気分転換したい時、仕事で失敗した時や成功した時...そんな働く男にとって自動販売機の缶コーヒーは重要な存在だ。
だからこそ缶コーヒーのパッケージデザインは正直な表現にして欲しい。
BOSS ボス レインボーマウンテンブレンド ビターの”目覚める苦味”を求めて自販機で購入、それで実際は甘いとなれば働く男の大切ないっぷくタイムが台無しになってしまうのだから。
そんな風に、僕は思う。