日清ヨーク「ピルクル ミラクルケア」
疲労感の改善や睡眠の質の改善が期待できる乳酸菌NY1301株を配合した機能性表示食品の乳製品乳酸菌飲料を実際に飲んだ感想と評価について
乳酸菌NY1301株の配合を400億個から600億個に増やしたピルクル「ピルクルミラクルケア」
日清ヨークから2022年10月11日に発売された「ピルクル ミラクルケア 195ml」は、睡眠の質を改善し、日常生活の疲労感を軽減、腸内環境を改善の効果が期待できる乳酸菌NY1301株を600億個配合した乳製品乳酸菌飲料だ。
※ピルクルミラクルケア65ml×8パックは2022年9月26日に発売
ピルクル ミラクルケアには乳酸菌NY1301株が含まれることで睡眠の質を改善することにより日常生活の疲労感を軽減する機能、
くわえて乳酸菌NY1301株には腸内環境を改善しおなかの調子を良好に保つ機能があることが報告されているのだ。
ピルクルミラクルケアは脳と腸が密接な関係にあるとする脳腸相関に着目して乳酸菌の配合を400億個から600億個に増量、
4週間以上継続的に摂取すると疲労感の改善や睡眠の質の改善が期待できるとされている乳製品乳酸菌飲料となっている。
...と、ここまでは日清ヨークの商品説明を簡潔にまとめたものだが、ようは乳酸菌NY1301株を増やしたピルクルですよ~
社会的に話題になったヤクルトY1000で睡眠の質が改善されますよ~のブームに乗った商品ということだ。
それでもピルクルミラクルケアならではのメリットがある、ヤクルトY1000の問題点を突いている商品でもあるのだ。
ヤクルトY1000より安く、品薄ではない
「睡眠の質を改善する」といったキーワードで社会的に大ヒットしたヤクルトY1000、宅配商品の100mlは税別130円、店頭商品の110mlは税別150円、
対するピルクルミラクルケアはマルチパック65mlの実勢売価は320円、195mlは税別119円となり、ヤクルトY1000よりも安さをアピールしている。
さらに話題になったせいで店頭での現物購入が難しくなってしまったヤクルトY1000のような品薄にはなっていない...といったメリットがピルクルミラクルケアにあるのだ。
乳酸菌の付加価値
とはいっても令和時代では付加価値がある乳酸菌が流行であり、各企業が激しく争っている状態でもある。
- シールド乳酸菌(森永乳業)
- プラズマ乳酸菌(キリン)
- プロテクト乳酸菌(サントリー)
- 乳酸菌NY1301株→ピルクル
- 11/19-B1乳酸菌株(コカ・コーラ)
- PA-3乳酸菌(明治)
- 乳酸菌シロタ株→ヤクルトY1000
2022年10月における人気の乳酸菌はY1000の影響がありシロタ株だが、その前のコロナ禍ではプロテクト乳酸菌やプラズマ乳酸菌などに人気があった。
乳酸菌の付加価値で2022年は「睡眠の質」が多くの関心を浴びた状態なだけで、2023年は別の付加価値がキーワードになっている可能性がある。
睡眠といった日常的な部分にフォーカスしたヤクルトY1000の成功例を考えると、「飯がうまくるなる乳酸菌」「モテる乳酸菌」「投資が成功する乳酸菌」のような訴求キーワードが出てくるかもしれない。
整腸・免疫力といった従来の乳酸菌キーワードではなく、より魅力的な乳酸菌、人が持つ普遍的な悩みを解決するイメージの乳酸菌キーワードが求めらるのではないだろか。
ピルクル ミラクルケアの原材料名と栄養成分表示
種類別:乳製品乳酸菌飲料
無脂乳固形分:3.4%
原材料名:ぶどう糖果糖液糖(国内製造)、脱脂粉乳、砂糖/香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、(一部乳成分を含む)
内容量:195ml
保存方法:要冷蔵10℃以下
【栄養成分表示1本(195ml)あたり】
- エネルギー 80kcal
- たんぱく質 2.6g
- 脂質 0g
- 炭水化物 17.3g
- 食塩相当量 0.1g
機能性関与成分:乳酸菌NY1301株 600億個
引用元:ピルクル ミラクルケア195mlパッケージより引用
通常版のピルクル400とほぼ同じ味、甘酸っぱくいかにも乳酸菌飲料の味
「ピルクル ミラクルケア」の紙パック上部をハサミで切り内容液の香りをチェックすると、いつものピルクルの香りだ。
甘酸っぱそうないかにもな乳酸菌飲料の香りになっている。
実際に飲むと通常のピルクルと同じ味、甘酸っぱい乳酸菌飲料の味なのだが酸味が若干強いように感じる。
後味はわりとスッキリ、ピルクル好きじゃなくても美味しく飲める乳酸菌飲料だ。
ピルクル ミラクルケアを4週間以上継続的に摂取するにあたって味の面では全く問題なし、
一日の摂取量目安は1日1本なので1本119円(税別)なら一か月3570円(税別)で睡眠の質が改善される可能性があるということだ。
これを安いと感じるのか高いとするか、毎日飲む価値があるかどうか...だろう。
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