不二家『ペコスカッシュぶどう』
クリスマスシーズンに合わせたペコちゃんの炭酸飲料を実際に飲んで感想と評価をしてみよう
巨峰果汁を使用した不二家ペコちゃんの炭酸飲料
不二家から2019年11月18日に発売となった『ペコスカッシュぶどう』はクリスマスのパーティーシーンに合わせた巨峰果汁を使用した炭酸飲料だ。
パッケージデザインは不二家のマスコットキャラクター”ペコちゃん”を全面に打ち出しており不二家としては”炭酸飲料が好きな方、ペコちゃんが好きな方”とターゲットをししてる。
だが昨今の炭酸飲料市場からみてもペコちゃん好きや炭酸飲料好きのような戦略でドリンクが売れるほど甘い世界ではない、厳しいようだがペコスカッシュぶどうのパケージデザインによる訴求効果は少ないだろう。
今や巨峰果汁を使用した炭酸飲料など当たり前の世界であり「どのように美味いのか?」「飲んだらどんな気分になれるのか?」までを消費者が求める時代だ。
僕のようなソフトドリンクを専門に扱うマニアックなブロガーは新商品なだけで購入するが一般消費者が好んでペコスカッシュぶどうを購入するとは思えない。
不二家『ペコスカッシュぶどう』の原材料名と栄養成分表示
『ペコスカッシュぶどう』の原材料名
名称:炭酸飲料
原材料名:糖類(果糖ぶどう糖液糖、水あめ)、ぶどう果汁(巨峰70%)/炭酸、酸味料、香料
『ペコスカッシュぶどう』の栄養成分表示(100ml当たり)
- エネルギー 42kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 10.6g
- 食塩相当量 0g
不二家『ペコスカッシュぶどう』500mlPETパッケージより引用
不二家ペコちゃんシリーズの炭酸飲料はこれまでにも発売されており美味いか?不味いか?で言えば美味い。
味そのもので言えば大手競合飲料メーカーの発売する炭酸飲料に負けない味わいだ。
だがどうしてもペコちゃんブランドの炭酸飲料だけでは弱い。
味は美味いのに炭酸飲料市場の売れ筋商品になれないのは不二家としても痛いところだと思う。
ソフトドリンク市場にペコちゃんブランドの炭酸飲料を継続して発売すればまた違った方向になるのかも...なんて考えている。
上品かつ上質な巨峰ぶどう炭酸飲料、かなりの美味さ!
ペコスカッシュぶどうのフタをあけて香りを嗅ぐ...しっかりとした巨峰の香りだ、これから巨峰のぶどうスカッシュを飲むぞ!といった気分にさせてくれるグッドな香りと高評価。
実際に飲んでも巨峰の味がしっかりと表現されているぶどうスカッシュ、爽やかで上品かつ上質な巨峰ぶどう炭酸飲料の良い部分のみ味わえる素晴らしいドリンク...飲む前から分かっていたがマジでうまい!
ペコスカッシュぶどうの炭酸はキメが細かく舌をダイレクトに刺激、しかもキメが細かい炭酸にも関わらず強炭酸飲料並みの刺激がある(ただし炭酸が抜けるスピードが速い)
そこに上品な巨峰ぶどうの味わいと絶妙なバランスの酸味が混じり合うことで満足度の高いぶどうスカッシュとなっているのだ、可愛らしいペコちゃんのパケージデザインとは大違いの味、ぶどうスカッシュをじっくり味わいたい大人向けのドリンクと高評価しかない。
後味も完全にスッキリしており人工甘味料を使ったドリンクのような甘さは全く感じられない。
ペコスカッシュぶどうは期間限定発売であるかどうか?については不明だが今までのパターンだと長期間の発売はないだろう。
とても美味い炭酸飲料なのでぜひ一度『ペコスカッシュぶどう』を試して欲しい。
売上が伸びれば継続販売になるかもしれないのだから...
そんな風に、僕は思う。