2019年3月12日にアサヒ飲料から新発売となった「オレンジ&カルピス」
甘酸っぱいカルピスと爽やかなオレンジをブレンドさせたドリンクを深く味わう
自分でオレンジとカルピスをブレンドするのではなくアサヒ飲料がブレンドしたドリンク「オレンジ&カルピス」
カルピスと言えばペットボトルとして売られているものの他に5倍濃縮タイプのカルピスが存在する。
そして濃縮タイプのカルピスには様々なレシピがありインターネットにおいてもオリジナルレシピを公開して「おすすめのカルピス」を紹介する人が多いのもまたカルピスの現状だ。
ではペットボトルで売られているカルピスがいまいちな味なのか?となるとそうではない、やはり大手飲料メーカーであるアサヒ飲料が発売するだけあって絶妙なバランスの味で仕上げているのだ。
ただし中には個人が実験的にやったような”尖った攻めのカルピス”をアサヒ飲料が発売する場合があるのもまたペットボトルカルピスを味わう醍醐味といえるだろう。
例えば期間限定で発売された「あまおう&カルピス」などは商品名だけみれば美味そうな雰囲気が伝わってくるものの実際に飲んだ感想としてはまずい味だった。
もっとコアユーザーに向けてディープ突っ込んだ味のカルピスのペットボトルと言えばコレだろう、
ペットボトルで売られている濃いめのカルピスよりもさらに濃い味のカルピス、それが「濃いめのカルピスもも」なのだ。
僕はドリンクマニアでカルピス大好き人間、カルピスのペットボトルタイプ新製品を目にしたら必ず購入している。
そして2019年の3月に新発売となったオレンジ&カルピス、あくまで”カルピスオレンジ”でないところがポイントだろう、つまりは個人が作るような適当ブレンドなカルピスではないはずだ。
オレンジ&カルピスの原材料名と栄養成分
原材料名
果糖ぶどう糖液糖、オレンジ果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、食塩/酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、ベニバナ黄色素、野菜色素
栄養成分表示(100ml当たり)
- エネルギー20kcal
- たんぱく質0.3g
- 脂質0g
- 炭水化物4.7g
- 食塩相当量0.1g
オレンジ&カルピスPET490mlパッケージより引用
カルピスと言えば外せない要素が乳酸菌、実にカルピスをよく飲んでいる人が乳酸菌の働きで健康的か?となれば答えは難しいとことがあると思っている。
また2019年の現在において乳酸菌が体に良いと思ってカルピスを飲む人もそれほど多いとは思っていない。やはりカルピス=おいしいドリンクといったイメージが実際の購入に繋がるのではないだろうか。
そんなカルピスブランドは今年で100周年を迎えた。
ひとつの飲料ブランドで100周年とはもの凄いこと、これは大手飲料メーカーだからではない、大手だからといって簡単に真似できるものではない偉業だ。
想像するに100年前のカルピスに対するイメージとはどういったものだったのだろうか?
もしかすると美味いといった現代の評価よりも乳酸菌が体にいいぜ!のイメージでカルピスを購入していたのかもしれないし、僕の子供時代においてカルピスは金持ちの家で出て来るドリンクだっただけに100年前は庶民が簡単に飲めるドリンクではなかったのかもしれない。
そう考えると現代日本はよほどの貧乏でなければ誰でもカルピスを飲める国、心の部分は何とも言えないがドリンクについては豊かな国に成長したといえる。
三段階構成の味が楽しめる「オレンジ&カルピス」がうまい
オレンジ&カルピスのペットボトルキャップをあけて香りを嗅いでみるとオレンジの香りはかなり控えめ、そしてカルピスの香りはかなり強めとなっている。
飲んでみるとオレンジ味は控えめなのだがカルピスとのブレンドによりコクのあるこってりとした甘いオレンジに加えて丁度良い甘さのカルピスが僕の口と舌と喉を癒しで包み込む...完全にうまい。
オレンジ&カルピスは口あたりが爽やかなオレンジ、中味にこってりと甘みのあるカルピス、後味で少しの酸味と流れるような三段階の味で構成されている。
このような三段階構成の味わいは素人が適当に調合したオリジナルカルピスでは難しく、やはり大手飲料メーカーであるアサヒ飲料だからこそのブレンドではないだろうか、
オレンジ&カルピスは冷凍でもおいしいとペットボトルキャップに記載されているので気になる人は試してみるのも面白いだろう。
そんな風に、僕は思う。