不二家から2018年11月5日に発売された「ネクタースパークリング ヨーロピアン」
ヨーロッパ産のピーチ×カシス×マスカットを深く味わう
「ネクタースパークリング ヨーロピアン」は終売しています
ヨーロッパ産にこだわった大人向けの炭酸飲料「ネクタースパークリング ヨーロピアン」
ネクターで有名な不二家から発売された新商品「ネクタースパークリングヨーロピアン」はしっかりとしたターゲットとはっきりしたコンセプトを持って生まれたドリンクだ。
ポイントは「お洒落な大人の味わい」「ヨーロッパ産にこだわった果実」になり白桃ピューレ、カシス、マスカットといった3種の果実は全てヨーロッパ産となる。
不二家のネクターと言えばまろやかな味わいの白桃系のジュースをイメージする人が多く、今回発売されたネクタースパークリングヨーロピアンのパッケージデザインも白狼をメインとしたデザインになっている。
ただこれまでのネクターシリーズと違うのはデザインが華やかになり商品名に「スパークリング」を入れる辺りがターゲットである大人、それも大人の女性を意識しているのだろう。
とくに年末はクリスマスのようなパーティーイベントが多い月、そこに合わせのネクタースパークリングヨーロピアンの発売になるのだろう。
ただ年末のパーティー向けドリンクは大手飲料メーカーもかなりの新商品を投入しているだけあってライバルが非常に多いジャンルに不二家が挑戦してきた...と言っても過言ではない。
ネクタースパークリングヨーロピアンの原材料と栄養成分
ネクタースパークリング ヨーロピアン原材料名
果実(もも、ぶどう、カシス)、糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、炭酸、香料、酸味料
ネクタースパークリング ヨーロピアン栄養成分表示1本当り
- 熱量:162kcal
- たんぱく質:0g
- 脂質:0g
- 糖質:40.3g
- 食物繊維:0.6g
- ナトリウム:12mg
不二家ネクタースパークリングヨーロピアンの果汁は15%と炭酸飲料の中では多い割合の果汁になる。加えて炭酸だが「微炭酸」だ。
これはボトル缶からグラスに移して飲む時に細かい炭酸の味わいを表現するためと思われる。
そもそも大人の女性をターゲットでパーティーシーンを考えての380mlボトル缶だと考えている。
不二家ネクタースパークリングヨーロピアンは果汁15%とは思えない薄味ドリンク
なんとも可愛らしい不二家ロゴのボトル缶、フタをあけて香りを確認するとピーチのよい香りが漂うもカシス、マスカットの香りは無し。
グラスに移すようなことはせずにボトル缶のままグイグイ飲んでみるとネクターの代表的な味であるピーチよりもカシス味のほうが強め、マスカットの味はあまり感じられない。
ネクタースパークリングヨーロピアンをうまいか?まずいか?で聞かれれば、僕の答えは「まずくはないけど味が薄すぎるドリンク」といった評価になる。
確かに少し癖のある果汁の味わい...これがヨーロッパ産なのだろう、それ自体は不味くはないのだが全体的に味が薄すぎてつまらない、ドリンクにインパクトがないのだ。
では不二家のネクターと言えばどうだろうか?
「素朴な味で白桃でこってりとしている」といったイメージの不二家ネクターで昔からあるドリンクもあってか「知ってる味」であり今更驚くような味わいではない。
しかし不二家ネクター味や飲みごたえは相当なインパクトを持つ。
不二家ネクターを購入する時は「よし、ネクター飲むか...!」といったある種の決意的なものが無ければ数あるドリンクの中から不二家ネクターを選ばないのではないだろうか。
このように考えるとネクタースパークリングヨーロピアンは通常の不二家ネクターブランドとは別物のドリンクと考えた方が良く、ネクタースパークリングヨーロピアンの購入予定がある方は今までのネクターとは違うと考え、
全体的に薄味のカシス微炭酸飲料としての購入が間違いない。
そんな風に、僕は思う。
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