アサヒ飲料「モンスターパイプラインパンチ」
ハワイテイストなエナジードリンクを実際に飲んだ感想と評価について
パッションフルーツ、グァバ、オレンジをブレンドした果汁16%のエナジードリンク「モンスターパイプラインパンチ」
売れすぎて即販売終了となった話題のエナジードリンク「モンスターパイプラインパンチ」は2015年にアメリカで限定発売されたエナジードリンク、その特徴はパッションフルーツ、オレンジ、グァバをミックスさせた果汁入りとなり日本で発売された時も大きな話題となった。
そんなモンスターパイプラインパンチが2020年3月に再び日本発売となるも売れすぎてやはり即終了、その後の増産により2020年3月下旬現在ではどこでも買える状態に...
やはり”売切れ”となればなるほど買いたくなるもの、でも沢山あると「今買わなくてもいいや」となるもの。
2020年3月下旬現在におけるモンスターパイプラインパンチはレアなドリンクではなくなっている。
パッケージ背面には商品名の由来というか内容というか中二病というか...なメッセージが記載。
バンザイ・パイプラインはハワイ・オアフ島のノースショアを代表するサーフポイントで、冬になると危険な波が炸裂する。
この壮大な自然の力に敬意を表して、我々はモンスター パイプラインパンチを開発した。
ハワイで人気のパッションフルーツ、オレンジ、グアバを絶妙にブレンドし、Monster独自のエナジーブレンドをふんだんにミックス。
かのビッグウェーブのように、このパイプラインパンチも伝説となるはずだ!
モンスターパイプラインパンチパッケージより引用
ノースショアのの危険な波、その凄さは動画を見れば分かるだろう。
バンザイパイプラインの波だけでもヤバいのにボトムは岩に覆われている、ワイプアウトした場所によっては...だ。
そんなサーフをイメージしたエナジードリンクがモンスターパイプラインパンチなのだ。
モンスターパイプラインパンチの原材料名と栄養成分表示
名称:16%混合果汁入り飲料(炭酸ガス入り)
原材料名:果実(りんご、オレンジ、グァバ、パイナップル、パッションフルーツ)、砂糖類(砂糖、ぶどう糖)、高麗人参根エキス、L-カルニチンL-酒石酸塩、植物油、塩化Na、ガラナ種子エキス/炭酸、クエン酸、香料、保存料(安息香酸Na)、L-アルギニン、クエン酸Na、カフェイン、甘味料(スクラロース)、ナイアシン、イノシトール、ビタミンB6、ビタミンB2、着色料(β-カロテン)、ビタミンB12
モンスターパイプラインパンチの栄養成分表示(100ml当り)
- エネルギー 44kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 10g
- 食塩相当量 0.06g
- ビタミンB2 0.7mg
- ナイアシン8.5mg
- ビタミンB6 0.8mg
- ビタミンB12 1.0~6.0μg
- L-アルギニン 53mg
- 高麗人参 82mg
- L-カルニチン 29mg
- カフェイン 40mg
アサヒ飲料「モンスターパイプラインパンチ」355mlパッケージより引用
エナジードリンクを語るうえで必須になるのがカフェイン量だろう。
モンスターパイプラインパンチは100ml当たり40mgのカフェイン量になりそれほど多いものではない。
市販のエナジードリンクで強カフェインを求めるなら西友のオリジナルエナジードリンクのほうが強く、値段も安いのだ。
ではさっそくモンスターパイプラインパンチを僕の舌と喉と口でじっくり味わってみよう。
味が優しく炭酸弱め、エナジードリンクとしてのパンチ力に欠ける
モンスターパイプラインパンチのプルタブをあけて香りを嗅ぐとグァバジュースの香り、少なくともエナジードリンクモンスターっぽくはない。
実際に飲むと甘さの強い微炭酸のグァバジュース味...どう考えてもエナジードリンクっぽい味わいではない。
モンスターパイプラインパンチはまずいとまでは思わないが、明らかに炭酸が弱すぎる。
世界のエナジードリンクには炭酸が含まれていないものもあるのでモンスターパイプラインパンチもエナジードリンクとしてはアリなのだろう、だがモンスターのブランドで発売するエナジードリンクとしては失格と評価するしかない。
やはりモンスターのエナジードリンクなのだから刺激やパンチ力はどう考えても必須だろう、商品名もパイプライン”パンチ”なのだから。
それなのにここまで優しい微炭酸のグァバジュース味では拍子抜けしてしまうもの、これが売切れになるほど美味いとは思えない。
モンスターパイプラインパンチは初見はモンスターの新商品として購入するかもしれないが、この味ではリピートするとも思えないしエナジードリンク好きは納得しないだろう。