伊藤園のmatcha LOVE(まっちゃ ラブ)
抹茶パウダーインのペットボトルドリンクを深く味わいメカニズムにも迫る
飲む直前に抹茶と天然水を混ぜて振ってから飲む斬新な抹茶ドリンク「伊藤園matcha LOVE」
伊藤園が発売する「matcha LOVE(まっちゃ ラブ)」にはペットボトルのキャップに抹茶を美味しく飲める秘密が隠されているドリンクといった事を知っている人がどれだけいるだろうか?
通常お茶系のペットボトル飲料とは薄味の物が多く、味が濃い抹茶の飲料は「抹茶ラテのように」抹茶とのブレンド飲が多い。
しかし伊藤園のmatcha LOVE(まっちゃ ラブ)は特殊な形状のペットボトルキャップの抹茶パウダーを仕込み、キャップの開け閉めにより抹茶パウダーがペットボトルの天然水を混ざり合い振ってから飲む方式により濃い味で作りたて抹茶のような味わいを表現するユニークな飲料。
これはmatcha LOVE(まっちゃ ラブ)のペットボトルをチラ見する程度では全く分からないことであってコンビニでmatcha LOVE(まっちゃ ラブ)を目にしても普通の抹茶ペットボトルのようにしか感じられないだろう。
一応パッケージ裏面には抹茶パウダーが仕込まれている事が分かるようにはなっているのだが買う前にそこまで見る人は少ない。やはりパッケージ全面の雰囲気を見て「普通の抹茶ペットボトル」と感じる人が殆どだと思う。
結論から先に言えば「matcha LOVE(まっちゃ ラブ)ほんのり甘い」は実に美味しい抹茶ドリンク、少なくとも普通のお茶系ペットボトルのような薄さではなく初めて飲んだ人はびっくりするレベルのコク深い抹茶の味わいなのだ。
ネットの声や口コミをみるとまっちゃラブが売ってない、販売店はどこ?といった声があったのだが僕はコンビニで購入した。
抹茶パウダーインのメカニズム
matcha LOVE(まっちゃ ラブ)のペットボトルキャップを見ると普通のキャップとあまり変わりないことが分かる。
しかしこのキャップに秘密がありロングタイプのキャップ内に抹茶の粉末が入っているのだ。
一旦ペットボトルのフタを回して開けると内フタがペットボトル内に落ちると同時にフタ内の抹茶パウダーが落ちる仕組みになっている。
そして内フタは浮く仕組みになっているが飲み口からは出てこない設計(もしかすると出てくるのかもしれない)
この状態で再びペットボトルキャップをしめてよく振るとmatcha LOVE(まっちゃ ラブ)が飲める状態になるといったメカニズムだ。
matcha LOVE(まっちゃ ラブ)の香りを確認すると凄い抹茶の香り、そしてほんのり甘く抹茶の深いコクが出まくりの味。
「うまい!」「すごい!」
といった抹茶飲料なのにインパクトが強い味、これはには本当に驚かされるし伊藤園のアイディア力と商品として実現させた企業力はさすがとしか言いようがない。
だた伊藤園はこの素晴らしいメカニズムと味をパッケージデザイン全面で伝えるべきだ、外観がこのようなデザインではまだアプローチ出来ていない購買層に「ふ~ん、普通の抹茶飲料ね、量少なそう..」で終わってしまう可能性が高い。
matcha LOVE(まっちゃ ラブ)のペットボトル内に残った内フタを取り出してみた
美味しすぎてあっという間に飲み干してしまったmatcha LOVE(まっちゃ ラブ)のラベルを剥がすと中に内フタが見える。
構造的には理解しているものの内フタを実際に見てみたいのでペットボトルを切って取り出してみた。
内フタも含めて全てゴミになるのでmatcha LOVE(まっちゃ ラブ)をわざわざ分解して確認する人も少ないだろう。という事で僕が分解してブログに画像を載せておく。
ペットボトルキャップを回してあける時にこの内フタが内部で外れて抹茶の粉末と一緒に落ちる仕組みがよく分かる。
キャップも内フタも完全にゴミでしかないのだがどうしても捨てる気になれないのは何故なのだろうか?
その理由を深く考えてみると伊藤園のアイディア力と商品開発力に感動した自分がいるからこそのように思える。
ユニークなメカニズムに確かな味わいのmatcha LOVE(まっちゃ ラブ)、抹茶ドリンク好き以外の人にも僕は自信をもって強くおすすめする。