森永乳業マミーL(エル)
通常のマミーとは異なるミルクオリゴ糖入りのマミーを実際に飲んで感想と評価をしてみよう。また通常のマミーとの違いについても解説する。
森永マミーの”L”はLACTULOSE(ラクチュロース)の”L”
森永乳業のマミーLはミルクオリゴ糖(ラクチュロース)が入った乳性飲料だが実は通常のマミーとは種類が異なるマミーなのだ。
通常のマミーとは「森永マミー」であり昔からある乳酸菌飲料
900mlと450mlのタイプがあり優しい味わいの森永マミーはロングセラー商品となっている。
では森永マミーLと何が違うのか?となるとマミーLの”Lは”LACTULOSE(ラクチュロース)のL、ではラクチェロースとは何か?
ラクチュロースは、おなかのビフイズス菌を増殖させて整腸効果を示す乳糖由来のミルクオリゴ糖です。ラクチェロースはフラクトース(果糖)とガラクトースからなる二糖類です。無臭の白色結晶粉末で水によく溶け、さわやかな甘味を有します。ラクチェロースは、ビフィズス菌増殖効果のあることが確認されています。現在では乳児用の調製粉乳から成人、高齢者用食品に至るまで、健康志向の高まりに応じてラクチュロースを利用した様々な食品が開発されています。
ラクチェロースはビフィズス菌増殖因子でありヒトの腸内細菌叢まで分解されずに届いてビフィズス菌を増殖させるために使われる糖の一種、ビフィズス菌など善玉菌がラクチェロースを利用して増殖、
その結果として腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが善玉菌よりになる効果を生む...とドリンクの商品パッケージでは説明しきれない内容がラクチェロースであり、それを超省略しての森永マミー”L”なのだ。
では通常のマミーとマミーLは何が違うのか?
通常のマミーはミルクカルシウムとビタミンD入りで人工甘味料不使用、マミーLはミルクオリゴ糖(ラクチュロース)入りで人工甘味料を使用している。
僕としては人工甘味料が入っていようがいまいが飲み物を味で評価する人間だ、後は実際にマミーLを飲んでしっかりとした評価をしてみよう。
森永マミーLの原材料名と栄養成分表示
森永マミーLの原材料名
砂糖混合果糖ぶどう糖液糖、乳製品、ミルクオリゴ糖(ラクチェロース)/安定剤(CMC)、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
森永マミーLの栄養成分表示1本(200ml)当たり
- エネルギー91kcal
- たんぱく質0.8g
- 脂質0g
- 炭水化物22.1g
- 食塩相当量0.21g
- ミルクオリゴ糖(ラクチェロース)0.2g
森永マミーL 200mlパッケージより引用
森永マミーLは飲む前によく振ってから飲もう。
通常のマミーよりも美味しくヤクルトよりも美味しい、それがマミーL
マミーLに付属しているストローを挿して飲んでみると口あたりから優しくマイルドなミルクに乳酸菌飲料の特徴である甘酸っぱさがしっかりとある。
甘さはギリギリのラインで止めているのでヤクルトよりも甘くない味かつヤクルトを飲んだ時に感じる喉への引っかかりもない。
森永マミーLはコクが深く雑味のない味わいとなっており通常のマミーよりも美味い...これがマミーLに対する僕の評価だ。
通常の森永マミーに比べて森永マミーLのほうが若干酸味が強く感じるところ、よく冷やしてから飲む森永マミーLは夏場でも冬場でも美味しく飲める乳酸菌飲料だ。
森永マミーLは人工甘味料を使用しているので後味が気になる人もいるだろう、その点については全く問題なく美味しく飲めると年間300本以上もの異なる市販ドリンクを飲む僕が強く主張しておく。
森永マミーLは通常のマミーよりも容量が少なく設置されているドリンク棚も健康系飲料...ハッキリ言ってあまり目立つような場所に陳列されていないしパッケージデザインからして”いかにも子供向けのドリンク”と思っている人もいるだろう。
そんな人にこそ森永マミーLを飲んで欲しい、多分一言目の言葉は「うまい」だろう。
そんな風に、僕は思う。