森永乳業「リプトン烏龍ミルクティー」
烏龍茶(ウーロン茶)のミルクティーといった少々不安になるドリンクを実際に飲んだ感想と評価について
「リプトン烏龍ミルクティー」のチルドカップタイプは期間限定発売につき発売されていない時期があります
期間限定新発売「リプトン烏龍ミルクティー」
森永乳業から2020年9月22日より期間限定で新発売された「リプトン烏龍ミルクティー」は烏龍茶にミルクとコクのある黒糖で甘さをプラスしたミルクティーだ。
濃厚な味わいながらも烏龍茶の飲みやすくすっきりとした後味が特徴とされるミルクティーと発表されているが、烏龍茶にミルクの時点で少々不安になる人も多いのではないだろうか。
通常ミルクティーのティー(tea)といえば紅茶を示すものであって烏龍茶じゃない、
一般的に烏龍茶は水に近い感覚で飲める茶でミルクを混ぜる行為そのものが子供の”やってみた系”実験的要素が強く、家族団らんの食事中に子供が烏龍茶と牛乳をブレンドしてウーロンミルクティーなんてやったらクソガキ!と怒られる行為だと思う。
だがそんなことを言ったら抹茶ラテやほうじ茶ラテはどうなるのだ?ともなるもの、新しい発想による新しい味を頭ごなしに否定しては食文明の発展にも影響が出るというものだ。
リプトン烏龍ミルクティーの原材料名と栄養成分表示
名称:清涼飲料水
原材料名:乳製品、砂糖混合果糖ぶどう糖液糖、砂糖、デキストリン、ココナッツオイル、ウーロン茶エキスパウダー、黒糖蜜/香料、乳化剤、pH調整剤
内容量:240ml
【リプトン烏龍ミルクティーの栄養成分表示 1本(240ml)当たり】
- エネルギー 108kcal
- たんぱく質 2.4g
- 脂質 2.3g
- 炭水化物 19.3g
- 食塩相当量 0.0095g
森永乳業「リプトン烏龍ミルクティー」240mlパッケージより引用
リプトン烏龍ミルクティーのパッケージ内容を見ると乳飲料ではなく清涼飲料水扱いがなんとも言えないところ、これは一体何系のドリンクなの?と疑問しかわいてこない。
それでもネットやSNSでリプトン烏龍ミルクティーへの評価を調査すると高評価で美味いの声が多い。
黒糖の甘さがグッドな評価で烏龍茶ベースなのに紅茶好きにオススメ!なんてよくわからない評価もあったりする。
僕としては怪しい味の印象しかないのだが...実際に飲んで確かめてみよう!
薄味で甘さのコクも弱い、ミルクティーのこってり感が苦手な人向け
リプトン烏龍ミルクティーのフタを開けて香りを嗅いでみると中国茶のような、ジャスミンティーのようにハーブ系の癖が強い香りだ、この時点ではうまそうには思えない。
内容液の色はミルクティーと同じとなっている。
実際に飲むと薄い味のミルクティーっぽく、それでいて中国茶とジャスミンティーを混ぜたようなハーブティーっぽさもあるミルクティーといえばよいのだろうか、
味に癖があり好き嫌いははっきり分かれるであろうリプトン烏龍ミルクティー、確かに後味はスッキリしているが美味いとは評価できない。
リプトン烏龍ミルクティーの目玉である烏龍茶味はスッキリテイストの後味にやってくる感じで全体的に中国ハーブミルクティーみたいな表現が合っていると思う。
また低評価の理由として黒糖のコクがかなり弱いのもあり優しく甘いミルクティーを求めている人には向かないと考えている。
リプトン烏龍ミルクティーに対する僕の評価はかなり厳しいもの、
これは希望小売価格150円(税別)で味を重視する要冷蔵10℃以下のチルドカップだからこその低評価なのだ。
同じ金額を出すのであれば普通のチルドカップミルクティーを飲んだほうが満足度が高い。
そう考えるとリプトン烏龍ミルクティーを期間限定発売としたのは正解だと思う。
関連ドリンク