「水素が逃げにくい高濃度水素水」
一時期ブームになった水素水を今更ながらに飲んだ感想と評価について。
水素が逃げにくい容器の「高濃度水素水」
水素が逃げにくい容器の「高濃度水素水」は富士常願寺川清流沿いの清純硬水に独自の技術で水素を溶かし込んだ還元力アップの”水”だ。
一時期ブームとなった水素水、令和となった現在で振り返ってみると『あれは何だったのか?』としか思えないもので様々な効果があるとされいたものもウヤムヤに。
今となってはたんなる水といった評価が一般的なものだろう。
ただしたんなる水と評価するのは少々乱暴な話、今回飲む水素水はたんなる水ではなく硬度約60mg/L、pH値6.8~7.5の富山県富士市を採水地とするミネラルウォーター(鉱水)となっている。
さらに水素が逃げにくい容器に水素を入れた水ということになり、一応たんなる水ではない。
ただし僕が購入した小売店では投げ売りのような価格で売られていた厳しい現実もある。
「水素が逃げにくい高濃度水素水」の原材料名と栄養成分表示
名称:ミネラルウォーター
原材料名:水(鉱水)/水素
内容量:330ml
採水地:富山県富山市
製造者:株式会社TED
【水素が逃げにくい高濃度水素水の栄養成分表示(100mlあたり)】
- エネルギー 0kcal
- タンパク質、脂質、炭水化物 0g
- 食塩相当量 0.001g
- カルシウム 1.9mg
- マグネシウム 0.24mg
- カリウム 0.14mg
硬度:約60mg/L
pH値:6.8~7.5
含有水素量(出荷時):0.7ppm~1.4ppm
酸素還元電位(出荷時):-550mV~-650mV
水素が逃げにくい高濃度水素水330mlパッケージより引用
ブームが去り、今更になって水素水を取り上げる記事に有用性があるとは思えない...そんな風に考える人が多いだろう。
はっきり言って僕も同じように考えている。
それでも一応は水素水とはどんな味がする水なのか?を確かめてみたいと思うのだ。
水道水よりは美味しいかな...と思える程度の水
「水素が逃げにくい高濃度水素水」のキャップをあけて香りを嗅いでみるも無臭、ひとまず水素水は無臭であることが分かった。
内容液の色は無色透明で一般的な水と同じになっている。
実際に飲んでみると水道水よりは美味しいと思える水で多少まろやかな舌触りと喉越しがある水...とはいってもその程度、水素水に味がついていることはないとも分かった。
水素水とはいっても基本はミネラルウォーター、これで水道水よりも不味かったらヤバいだろう。
少し気になるのは”多少まろやかな水”の部分、これが水素によるものなのか富山県富士市を採水地とするミネラルウォーター(鉱水)によるものなのかが不明だ。
電解水素水は水道水と比べてまろやかといった評価もあるので、もしかすると「水素が逃げにくい高濃度水素水」はまろやかな舌触りと喉越しなのかもしれない。
しかし単純にまろやかな感じがする水だからといって水素水が凄く美味しいわけではなく、一般的なミネラルウォーターより優れた味とは思えないところ、
スーパーで2リットル6本入りのミネラルウォーターが500円前後といった価格の面で考ると水素水は相当に高価な水であり、まろやかな感じの水が飲みたい!と強く思う人に水素水は良いのではなだろうか。
そんな風に、僕は思う。