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キリンの缶コーヒー「ファイア」飲み比べレビュー、直火焙煎を最も感じるのはどれ?

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キリンのコーヒーブランド・ファイア(FIRE)の主力商品「挽きたて微糖」「ブラック」「直火ブレンド」の3種類は、ファイア缶コーヒーの中でも人気が高い代表的な商品です。

2022年11月現在において、キリンファイアのラインアップは缶・ペットボトル・紙パックや限定発売を含めると18種類。

競合する大手飲料メーカーのサントリーボスやコカ・コーラのジョージアに比べると種類は少ないものの、キリンファイアは1999年の発売から続くロングセラーのブランドです。

今回はファイアの代表的な3種類を飲み比べててみました。

キリン ファイア(KIRIN FIRE)

キリンのコーヒーブランド「ファイア」が登場したのは1999年、ノストラダムスの大予言が世界を騒がせた最後の年です。

キリンファイアはそれ以前に発売されていた缶コーヒーブランド「ジャイブ」の後継として発売された商品ですが、当時はテレビCMにスティーヴィー・ワンダーの曲「フィール・ザ・ファイア」を起用してかなり話題になりました。

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このテレビCMにより「火」「直火焙煎」「直火コーヒー」のキーワードも話題になり、コーヒーは火で美味しくなる、直火焙煎の缶コーヒーファイアは硬派で男らしくかっこいい缶コーヒーといったイメージがついた時代でもあります。

その後、キリンファイアはランナップを増やし、リニューアルを重ねて現在の形になりますが、今でもキリンファイアといえばスティーヴィー・ワンダーのフィール・ザ・ファイアをイメージする世代が多いほど商品とCM曲がマッチしたものです。

CMで使われていたフィール・ザ・ファイアのさび部分の和訳  

自分自身に向き合って、自分に真実を問いかけた時、大きく、はっきりとした魂の声が聞こえる。

私には炎が必要だ、温めてくれる炎が。私は炎を感じたい

英語が分からなくてもファイヤの言葉強く印象に残る曲ですね~!

直火焙煎にこだわるキリンファイア

キリンファイアのコンセプトは、2022年では前向きに働く人の一日に寄り添う、

仕事を始める時や商談の前、仕事を終えた後に勇気が湧いてくる...といった仕事に関わる...といった「仕事」をキーワードにした内容になっています。

発売当初の1999年はワイルドな男のイメージが強く、ファイアのコンセプトも随分と変化してきました。

キリンファイアは一般的な熱風式焙煎に加えて直火焙煎で豆を仕上げたコーヒー、

これにより香ばしい香りを引き出すコーヒーブランドの地位を確立させています。

またキリンファイアの豆は全て同じではなく、商品ごとに焙煎の相性に応じた豆の種類を厳選するこだわりがあります。

キリンFIRE「挽きたて微糖」
キリンFIRE 挽きたて微糖
キリンFIRE 挽きたて微糖,原材料名,栄養成分表示

原材料名:牛乳(生乳(国産))、コーヒー、砂糖、全粉乳、脱脂粉乳、デキストリン/香料、乳化剤、カゼインNa、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)

エネルギー 15kcal、たんぱく質 0.7g、脂質 0.4g、炭水化物 2.2g(糖類 1.5g)、食塩相当量、0.07g、カフェイン 70mg

  • 生乳の原産地:日本
  • コーヒー豆の原産地:ブラジル、ベトナム
  • 全粉乳・生乳の原産地:日本、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ
  • 脱脂粉乳・ 生乳の原産地:日本、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ

「挽きたて微糖」はミルキーなコーヒーの香り、コーヒー味は濃く、ビター感もしっかりついています。

ミルク感は弱めで甘さは控えめ、ハードな味わいの缶コーヒーです。

一般的な微糖タイプ缶コーヒーの中でもファイア挽きたて微糖は甘さがひかえめな方。

キリンFIRE「ブラック」
キリンFIRE ブラック
キリンFIRE ブラック,原材料名,栄養成分表示

原材料名:コーヒー(コーヒー豆(ブラジル、エチオピア、ラオス))/香料

エネルギー 0kcal、たんぱく質 0g、脂質 0g、炭水化物 0.5g(糖類 0g)、食塩相当量 0.04g、カフェイン 49mg

  • コーヒー豆の原産地:ブラジル、エチオピア、ラオス

「ブラック」はプルタブをあけた時点でコーヒーの香りがガツンとくるほど、味は苦みが強め、味濃いめのブラックコーヒーに仕上がっています。

UCCブラック無糖のようにスーっと飲めるわけではなく、ガツンと飲むタイプのブラックコーヒー、香ばしさがあるのもが特徴的です。

キリンFIRE「直火ブレンド」
キリンFIRE 直火ブレンド
キリンFIRE 直火ブレンド,原材料名,栄養成分表示

原材料名:牛乳(生乳(国産))、砂糖、コーヒー、脱脂粉乳、全粉乳、デキストリン/カゼインNa、乳化剤、香料

エネルギー 34kcal、たんぱく質 0.8g、脂質 0.5g、炭水化物 6.5g、食塩相当量 0.13g、カフェイン 78mg

  • 生乳の原産地:日本
  • コーヒー豆の原産地:ブラジル、ベトナム
  • 脱脂粉乳・生乳の原産地:オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ
  • 全粉乳・生乳の原産地:オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ

「直火ブレンド」は甘さ強め、ミルク感多めの缶コーヒー。いわゆる甘ったるい系の缶コーヒーに属するタイプですが、ファイアの代表的な3種の中で直火の香ばしさが最も感じられます。

ファイアらしい缶コーヒーは「直火ブレンド」

キリンファイア缶コーヒーの中で最も人気とされているのが「挽きたて微糖」、これが最も売れてるとも言われ、次いでブラック、直火ブレンドといった順番です。

確かに「挽きたて微糖」はブラックはちょっと厳しい、だけど甘ったるい缶コーヒーは嫌...といった層に刺さる缶コーヒーで間違いなく、他の大手飲料メーカーでも微糖タイプの缶コーヒーは売れ筋。

それはファイア缶コーヒーにも当てはまるのですが、ファイアの特徴である直火焙煎の香ばしさや男らしさが最も表現できているのは「直火ブレンド」だと感じます。

カフェインの量は直火ブレンドが78mg、挽きたて微糖が70mg、ブラックが49mg(全て1本当り)の順番です。