キッコーマン「北海道産大豆 特濃調製豆乳」
北海道産大豆を使用した特濃の調製豆乳を実際に飲んだ感想と評価について
トクホ(特定保健用食品)の豆乳飲料キッコーマン「北海道産大豆 特濃調製豆乳」
キッコーマンから発売の「北海道産大豆 特濃調製豆乳」は北海道産大豆100%使用の濃厚なコクが味わえる調整豆乳だ。
血清コレステロールを低下させる働きがある大豆たんぱく質を手軽に摂れるトクホ(特定保健用食品)でキッコーマンが発売する通常の調製豆乳に比べ大豆固形分が10%多く含まれている。
ただキッコーマンは数多くの豆乳飲料シリーズを発売しており、「北海道産大豆 特濃調製豆乳」と似たような豆乳飲料...というよりも、ほぼ同じ豆乳飲料が存在しているのだ。
微妙な違いがあるとはいっても大豆が北海道産であるかどうかの違い、
じゃあ北海道産の大豆100%の特濃調製豆乳なら大豆の臭みなどが気にならなく美味しく飲めるのか?ということになる。
ブルーをバックにした北海道の形をあしらったパッケージデザインはとでも美味そうに見えるのだが...
キッコーマン「北海道産大豆 特濃調製豆乳」の原材料名と栄養成分表示
【キッコーマン「北海道産大豆 特濃調製豆乳」の原材料名】
名称:調製豆乳
大豆固形分:8%
原材料名:大豆(国産)(遺伝子組換えでない)、砂糖、天日塩/乳酸カルシウム、乳化剤、糊料(カラギナン)、香料、ビタミンD
内容量:200ml
【キッコーマン「北海道産大豆 特濃調製豆乳」の栄養成分表示(200ml当たり)】
- 熱量 104kcal
- たんぱく質 8.0g
- 脂質 6.0g
- コレステロール 0mg
- 炭水化物 4.6g
- 食塩相当量 0.47g
- カリウム 330mg
- ビタミンD 2.4μg
- カルシウム 114mg
- マグネシウム 47mg
(関与成分)大豆たんぱく質6.7g
レシチン 362mg
大豆イソフラボン
アグリコンとして30mg
キッコーマン「北海道産大豆 特濃調製豆乳」200mlパッケージより引用
ひとことに豆乳の飲みものとはいっても調製豆乳、無調整豆乳、豆乳飲料の3種類が存在する。
味の面だけで簡単に解説すると無調整豆乳は美味しくない、
調製豆乳は美味いものもあれば不味いものもある。
Q、豆乳には、調製豆乳、無調整豆乳、豆乳飲料の3種があると聞きましたが、どう違うのですか。A、スーパーなどで売られている豆乳(類)商品は、JAS規格で3種類に分かれて定義されています。(無調整)豆乳と調製豆乳と豆乳飲料です。
水に浸したり、蒸したりした大豆を絞った乳白色の液状そのままの豆乳は、何も味付けしていないので無調整豆乳と言われます。この(無調整)豆乳に少々の塩や砂糖などで飲みやすくしたのが調製豆乳。この調製豆乳に果汁や紅茶(フレーバー)などで味付けしたものが豆乳飲料です。
ちなみに、単に「豆乳」と言われている無調整豆乳の"調整"と「調製豆乳」の"調製"とは、字が異なります。面白いですね。
日本農林規格(JAS)では、これに大豆固形分の割合やたんぱく質含有率を付帯して、3種類それぞれの規格を定義しています。(Q4参照)
●大豆:「大豆固形分8%以上」→大豆たんぱく質換算3.8%以上
●調製豆乳:「大豆固形分6%以上」→大豆たんぱく質換算3.0%以上
●豆乳飲料(果汁系):「大豆固形分2%以上」→大豆たんぱく質換算0.9%以上
(その他):「大豆固形分4%以上」→大豆たんぱく質換算1.8%以上豆乳Q&A | 日本豆乳協会より引用
「北海道産大豆 特濃調製豆乳」の味わいはどうなのだろうか?実際に飲んで確かめてみよう!
まろやかでコク深い調製豆乳、確かに特濃な味わい
「北海道産大豆 特濃調製豆乳」に付属の紙ストローを刺して実際に飲んでみると確かに特濃な濃い味の豆乳だ。
気になっていた大豆の臭みはほとんど感じられず美味しいと評価できる味わい...
これが北海道大豆のなせる味わいなのだろうか、
以前飲んだ通常版の特濃調製豆乳とは全然異なる味わいだ!
ただし一つ気になる点があるのも事実、
これは「北海道産大豆 特濃調製豆乳」を飲んだ事がある人なら同じように感じているであろう紙ストローだ。
紙ストローが環境にやさしいのは分かるが、咥え心地がわるくフニャっとしまくり、またふやけてしまうこともあってか「紙の味」がするのだ。
この紙の味がどうにも邪魔なのでパックの端をハサミで切りダイレクトに飲むと解決、トイレットペーパーの芯でミルクを飲む感覚と表現すれば紙ストローの気持ち悪さが伝わるだろう。
「北海道産大豆 特濃調製豆乳」はそれ以外は問題がない調製豆乳だ、実際に飲む場合は付属の紙ストローを使わずにパックの端をカットして飲む方式をオススメしたい。