株式会社小原「コアップガラナ」
北海道限定のガラナ炭酸飲料を実際に飲んだ感想と評価について
天然水・天然素材を使用した北海道限定のガラナ炭酸「コアップガラナ」
北海道限定で発売される株式会社小原「コアップガラナ」は北海道函館市近郊にある横津岳の天然水を使用、甘味料は北海道のじゃがいもを主原料とした果糖ぶとう糖を使用した天然の素材にこだわったガラナ炭酸飲料だ。
北海道の刺激的な炭酸飲料といえばガラナ、コカ・コーラも勿論メジャーな存在だがガラナ炭酸は北海道にとって特別な存在でもある。
日本では1958年、アメリカのコカ・コーラに対抗するため、全国清涼飲料協同組合連合会が開発した。特にコカ・コーラの製造が他の都府県に比べ遅かった北海道では、コーラ飲料より一足先に普及した[2]。全国をコカ・コーラ等大手飲料水メーカーが席巻し都府県の中小飲料メーカーが廃業する中でも、北海道では根強い人気を持ち、その名残として未だに中小メーカーや大手飲料メーカーが北海道限定品として販売している物が多い。
今回飲む北海道のソウルドリンク「コアップガラナ」はアイヌ文化の復興と発展のナショナルセンターウポポイ(民族共生象徴空間)を応援、
ウポポイPRキャラクターの”トゥレッポん”がパッケージ背面にでかでかと記載されている。
ガラナ炭酸と言えば北海道という事になってはいるが2020年の現状でいえばガラナエキス入りのエナジードリンクがメジャーな存在になっている。
その中でもモンスターエナジーはガラナエキスが含まれるエナジードリンクとして有名な存在、売れに売れまくっているエナジードリンクだ。
それでも北海道のガラナ炭酸はモンスターエナジーとは少々違い、ガラナ味をメインとしたピリ辛で喉を刺激、体をポカポカさせる効果もあってコカ・コーラやエナジードリンクとは少しジャンルが異なるドリンクだ。
またガラナは疲労回復・スタミナ増強・肥満予防・動脈硬化に優れているといわれるもの、様々な原材料がごちゃ混ぜになったエナジードリンクとは違った「天然のエナジードリンク」といった見方もある。
コアップガラナの原材料名と栄養成分表示
品名:炭酸飲料
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、ガラナエキス/二酸化炭素、カラメル色素、酸味料、香料
内容量:500ml
【コアップガラナの栄養成分表示 100ml当り】
- エネルギー 44kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 11.0g
- 食塩相当量 0.04g
コアップガラナ500mlPETパッケージより引用
株式会社小原「コアップガラナ」は北海道限定とはなっているが現物が東京都内のスーパーで売られていたりするのが現状だ。
地域限定発売となるとレア感・特別感・ご当地感があるとはいってもインターネット社会ではわりと何でも買えてしまうのもまた現状なのだ。
コアップガラナは北海道のお土産としても人気のあるドリンクなのだがネットで買えてしまうと少し寂しいものがある。
かなり薬っぽさが強いガラナ、ドクターペッパー風の味わい
コアップガラナを開封して香りを嗅いでみると薬のシロップとドクターペパーを混ぜたような香り...これはインパクトが相当強い香りだ。
実際に飲むと想像以上に薬っぽさが際立つドクターペッパーに似た味、そこにガラナ味も加わりインパクトがかなり強い!
これは好き嫌いが分かれるドリンクだ、かわいらしいパッケージデザインとは全く異なる刺激...すげぇ!
コアップガラナの独特な味わいはエナジードリンクのような味の濃さと癖の強さがある。
それでいて様々な原材料を使っていないせいか後味は以外にスッキリ、甘さが残るような事もなく味のインパクトのみが残るようになっている。
北海道のガラナ炭酸はコカ・コーラと比較されることがよくあるが、コアップガラナに関していえば比較対象はドクターペッパーやエナジードリンク、または栄養ドリンクになるだろう。
刺激的で独特な味わいのコアップガラナ、ぜひ一度試してみることをおすすめしたい。