森永製菓「冷やし甘酒」
酒粕と米麹のダブル発酵素材を使用した春夏専用の甘酒を実際に飲んだ感想と評価について
酒粕使用でアルコール分1%未満の清涼飲料水「冷やし甘酒」
森永製菓から発売の「冷やし甘酒」は発酵素材である酒粕と米麹をダブルに使用した冷やし専用の甘酒、春夏専用とはなっているが実際は在庫の関係もあってか店舗の隅にひっそりとあったりする清涼飲料水だ。
なぜ甘酒なのに清涼飲料水か?となるとアルコール分が1%未満だから。
それでも酒粕を使用しているので気になる人は注意したほうがよいだろう。
冷やし甘酒は春夏限定ドリンクということで「水分」「塩分」「当分」補給の熱中症対策っぽい記載が缶パッケージに記載されているが、わずが190g缶で、しかも甘酒で本気の熱中症対策を考えている人はいないはず。
それでも冷やし甘酒は伯方の塩を使ったりしていて一応それっぽい雰囲気にはなっている。
森永製菓「冷やし甘酒」の原材料名と栄養成分表示
名称:清涼飲料水 甘酒
原材料名:砂糖、酒粕、米麹、食塩、黒みる/酸味料
内容量:190g
【森永製菓「冷やし甘酒」の栄養成分表示(100g)当たり】
- エネルギー 58kcal
- たんぱく質 0.9g
- 脂質 0g
- 炭水化物 13.6g
- 糖類 11.7g
- 食塩相当量 0.15g
酒粕使用アルコール分1%未満
森永製菓「冷やし甘酒」190g缶パッケージより引用
甘酒は疲労回復効果が期待できる飲料といわれているもの、とくに米麹甘酒の主成分であるぶどう糖が脳のエネルギー源となり精神的な疲れや集中力と高めるもの。
また酒粕にもビタミンB群や食物繊維、ペプチドによる血圧の調整などなど期待できる効果も多いもの、酒粕は体を温める効果もよくいわれている。
このような米麹と酒粕のダブル発酵パワーを備えた甘酒が森永製菓の「冷やし甘酒」であり個人的にエナジードリンクの次は甘酒ではないか?なんて考えているところだ。
甘さ強めの甘酒味、米麹の粒や塊がしっかり感じられる本格的な味わい
よく振ってから冷やし甘酒を開封して香りを嗅いでみると甘酒の香りは弱め...ではなく鼻をぐっと開けたプルタブに接近すればず~んと重みのある甘酒&酒粕の香りが漂ってくる。
実際に飲むと甘さ強め、酸味ほとんど無しの甘酒味だ。
とろみのある内容液に米麹の粒や塊がしっかり食感として残る...というよりも190g缶の甘酒飲料にしては酒粕がかなり入っているほうだろう。
森永製菓の冷やし甘酒は甘酒飲料としては美味しいほう、さすがロングセラーで日本で一番売れてるだけある。
ただ甘酒、とくに米麹の塊が入った甘酒は誰でも飲めるような味とは言い難いもの。
少なくともソフトドリンクと呼べる味わいではなく甘い漬物のような、酒のような、癖がある味となり苦手な人は徹底的に苦手なはずだ。
ダメな人はひと口目でオェェ...となるのは仕方がないこと、無理に飲もうとせずある程度の年月を経てから再び飲んでみる。
そうして徐々に甘酒を美味しく飲めるようになる人もいればダメなままの人もいる...そんな風に僕は考えている。
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