アサヒ飲料「カルピスと森永ミルクれん乳」
「森永ミルク加糖れん乳」と「カルピス」をブレンドしたコラボドリンク(清涼飲料)を実際に飲んだ感想と評価について
「カルピス」と「森永ミルク加糖れん乳」がコラボした濃厚ミルク甘々ドリンク「カルピスと森永ミルクれん乳」
アサヒ飲料から2022年10月11日に発売された「カルピスと森永ミルクれん乳」は、森永乳業の「森永ミルク加糖れん乳」とアサヒ飲料の「カルピス」をブレンドすることで濃厚なれん乳のコクや甘さが楽しめる期間限定のコラボドリンクだ。
「カルピスと森永ミルクれん乳」は2022年9月27日のプレスリリース発表から大手メディアが取り上げた話題のコラボ商品だ。
とはいえカルピス×練乳のブレンドは新しいものではなく、かき氷の世界では昔から知られているもの、昭和生まれの世代ならば自宅でかき氷を作る時にシロップとしてカルピス(希釈タイプ)と練乳をかけて食べる”金持ち食い”をした人も多いだろう。
それ以外でも牛乳と砂糖を煮詰めた練乳汁にカルピスをぶち込み凍らせて食べる方法もあれば、夏祭りや食べ放題系のファミレスではシロップかけ放題のかき氷でカルピスと練乳をブレンドして楽しむのは常識レベルになっている。
だからこそ本家となるアサヒ飲料と森永乳業がコラボすることには大きな意味があり、
『カルピスとれん乳をブレンドした味はコレが正解ですよ』といった一つの答えが出ることににも繋がっている...ともいえないのが難しいところ。
「カルピスと森永ミルクれん乳」の原材料名と栄養成分表示
名称:清涼飲料水
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、加糖れん乳/酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)
内容量:480ml
【栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 46kcal
- たんぱく質 0.5g
- 脂質 0g
- 炭水化物 11g
- 食塩相当量 0.06g
引用元:カルピスと森永ミルクれん乳 PET480mlパッケージ
「カルピスと森永ミルクれん乳」の発売はアサヒ飲料であり、原材料を見てもカルピスが主体と思われる内容になっている。
じゃあ森永乳業が作るとどうなるの?を考えると、森永乳業なら要冷蔵10℃以下のチルドカップ飲料で牛乳と練乳が主体になるカルピスフレーバーを出すものと想像できる。
それはマウントレーニアブランドで出すかもしれない...
というか森永のれん乳ミルクは既に発売された経緯がある。
こうなると、「カルピスと森永ミルクれん乳」はやはりカルピス味がメインであり、そこに森永ミルク練乳の味わいでコク深い味わい...と考えるのが妥当だろう。
実際の味はどうなのか、つべこべ言わずに飲んでみよう~!
れん乳味と甘さが強すぎるミルキーな甘々カルピス、ハッキリ言ってヤバすぎ!
「カルピスと森永ミルクれん乳」を開栓して香りをチェックすると、ミルキー感があるカルピスの香りだ。
どちらからといえば希釈タイプカルピス原液の香りに近い。
実際に飲むと口あたりからガツンとくる練乳味のミルク感と刺激的な甘さ、後から徐々にカルピス味がグイっと押し上げてくるようになっている。
カルピス味よりも練乳味が勝っている状態であり、やりすぎ感があるといっても過言ではない。
「カルピスと森永ミルクれん乳」を飲む前の予想はカルピス味が主体、しかし実際は練乳味が主体であり、僕の予想は大外れだ!
あまりに甘濃い練乳ミルク味なのでペットボトルのまま飲み続けるのが少々キツく、氷を入れたグラスに注いでもまだ濃いぐらい。
カルピスの希釈タイプで例えるなら通常5倍で薄めるべきものを2.5倍程度で飲むようなものであり、なんだったらこのままかき氷のシロップとしてぶっかけてもいいんじゃね?と思えるほどだ。
よくもこれほどまでに甘濃い味のカルピス×練乳を商品化したな...と思える飲料で、カルピスウォーター感覚で飲むと後悔するレベル。
「美味しい/まずい」の評価は分かれまくるはずだ。
僕としては1/3ぐらいまでは好奇心と刺激的な甘さ・濃さでグビっと飲めたが、それ以上はペットボトルのままでは厳しく、たっぷりの氷をいれたグラスに注ぎながら時間をかけて飲み切った。
「カルピスと森永ミルクれん乳」の味は一生忘れることがなさそうな強インパクトであることは間違いない。