サントリー「クラフトボス フルーツオレ」CRAFT BOSS fruit au lait
5種類の果実をブレンドした果汁率10%のペットボトルフルーツオレを実際に飲んだ感想と評価について
働く人に「濃い」活力を提供5種の果実をブレンド「クラフトボス フルーツオレ」
サントリーから2022年8月2日に発売された「クラフトボス フルーツオレ」は、5種類の果実(オレンジ、りんご、バナナ、もも、パインアップル)をブレンド、そこにフルーツと相性の良い乳原料を使用することでペットボトルでも濃厚な味わいを表現したフルーツオレだ。
クラフトボスフルーツオレは日々働く人にミックスジュースを提供する新橋のジューススタンドに着目し、働く人に「濃い」活力を提供したいという想いをコンセプトにしたフルーツオレ...
なのだが、そもそもBOSSブランドとは缶コーヒーブランドから始まり、そこからペットボトルコーヒーとしてクラフトボスが登場。基本的には「ボス=コーヒー」のイメージが強く働く男っぽいブランドなのだ。
それが新橋のジューススタンドから「働く人」「ミックスジュース」のキーワードを結びつけるような形でのクラフトボス フルーツオレを発売するという...あまりにも強引な流れがある。
とはいってもクラフトボスは紅茶を発売したあたりから”何でもアリ”になり始め、キャラメルラテ、抹茶ラテ、チョコレートラテといった一応嗜好品ジャンルに属するような雰囲気の商品を発売してきた。
その極めつけともいえる商品がクラフトボス フルーツオレだろう、もはや茶・コーヒーといった嗜好品カテゴリーからも外れ、何言ってんだコイツ感がある。
「クラフトボス フルーツオレ」の原材料名と栄養成分表示
品名:10%混合果汁入り飲料
原材料名:果実(オレンジ、りんご、バナナ、もも、パインアップル)、砂糖(国内製造)、脱脂粉乳、食塩/安定剤(ペクチン、大豆多糖類)、酸味料、香料、塩化Mg、ベニバナ色素、カロチン色素
内容量:500ml
【栄養成分表示(100mlあたり)】
- エネルギー 50kcal
- たんぱく質 0.6g
- 脂質 0g
- 炭水化物 12.0g
- 食塩相当量 0.02-0.08g
クラフトボス フルーツオレPET500mlパッケージより引用
クラフトボス フルーツオレは、発売に向けてお笑い芸人シソンヌを起用した限定イラストコント動画がCRAFT BOSS公式Twitterより7日間連続公開されるもあまり話題になることがなかった経緯がある。
限定イラストコント動画はサントリー公式チャンネルにアップロード、気になる人は動画をチェックだ!
果実の苦味をも表現した大人向けのフルーツオレ、美味い!
クラフトボス フルーツオレを開栓して香りを嗅ぐと、フレッシュなフルーツミックスの香りが強く漂ってくる。
カルピスのピーチフレーバーにも似た香りだ。
実際に飲んでみるとパイナップルとピーチの主張が強いフルーツオレ、甘酸っぱさの中に果実の苦味をも表現した深みがある濃い味に仕上がっている。
一般的なフルーツ牛乳との違いはミルク感の濃さだろう。
クラフトボス フルーツオレはミルク感が弱く、ミックスジュースのようなサラサラっとした味わいと喉越し。なのでジュース感が強めのフルーツオレなのだ。
また果実の苦味も一般的なフルーツ牛乳にはない味。
この苦みをもってすれば、一応は「大人」「働く人」やクラフトボスの当初のコンセプトである「デスクワークのお供に」にも関連性が見出せるような...
とはいえ結局フルーツオレなので、仕事中ではなく風呂上りに飲むが最も美味しく飲める、これが正解だ。