コカ・コーラシステム「綾鷹カフェ 急須珈琲」
急須で淹れる手法をヒントにすることで日本茶とコーヒーをブレンドした「綾鷹カフェ 急須珈琲 ラテ」と「綾鷹カフェ 急須珈琲 ブラック」を実際に飲んだ感想と評価について紹介
- 発売日:2023年4月13日
- 希望小売価格(税別):149円
- 容量:PET 280ml
急須で淹れたコーヒーに隠し味で日本茶をブレンド「綾鷹カフェ 急須珈琲」シリーズ
コカ・コーラの綾鷹ブランドから2023年4月13日に新シリーズとして発売された「綾鷹カフェ 急須珈琲 ラテ」と「綾鷹カフェ 急須珈琲 ブラック」は、急須で淹れる手法をヒントにコーヒーに隠し味として日本茶をブレンドすることでまろやかですっきりとした味わいを表現したペットボトルのコーヒー飲料だ。
「綾鷹カフェ 急須珈琲 ラテ」はカフェラテにほうじ茶をブレンド、「綾鷹カフェ 急須珈琲 ブラック」はブラックコーヒーに抹茶をブレンド、
両方とも、京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店」とスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」が監修。
一見すると綾鷹ブランドの小さいPETボトルコーヒーのように見えてしまうが、珈琲×日本茶といった嗜好品のブレンドを大手飲料メーカーのコカ・コーラ社がやってしまうところに新ジャンル感が漲る商品になっている。
カフェラテ×ほうじ茶「綾鷹カフェ 急須珈琲 ラテ」
品名:コーヒー入り清涼飲料
原材料名:牛乳(国内製造)、砂糖、コーヒー、脱脂粉乳、緑茶(国産)、植物油脂、脱脂濃縮乳加工品、デキストリン、食塩/乳化剤、酸化防止剤(ビタミンC)、カゼインNa、香料
内容量:280ml
【栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 43kcal
- たんぱく質 0.6g
- 脂質 0.8g
- 炭水化物 8.4g
- たんぱく質 0.6g
- 食塩相当量 0.07g
引用元:綾鷹カフェ 急須珈琲 ラテ PET280mlパッケージ
「綾鷹カフェ 急須珈琲 ラテ」を開栓して香りを嗅ぐと、ミルキーなカフェラテの香りの中に感じるほんのりほうじ茶の香り。
これこそがカフェラテ×ほうじ茶の香り...と表現したい気持ちは分かるが、悪く表現するとほうじ茶を淹れた急須を洗わずにコーヒーを淹れたような感じでもある。
実際に飲むと、甘さ強めのカフェラテとほうじ茶ラテをブレンドした味わいで、思っていたよりほうじ茶の味が強めになっている。
たしかに新しい味であることは間違いなく、コーヒーの苦味があるミルクティーっぽくもある。
とはいえ「綾鷹カフェ 急須珈琲 ラテ」が美味い?と聞かれると不味いの評価。
コーヒーとほうじ茶を混ぜたラテ仕立てには、子供がドリンクを混ぜてみた系の遊び感があり、新しくはあるも美味しさを追求してるようには思えない。
ブラックコーヒー×抹茶「綾鷹カフェ 急須珈琲 ブラック」
品名:コーヒー飲料
原材料名:コーヒー(コーヒー豆(ブラジル、ベトナム))、緑茶(国産)/香料
内容量:280ml
【栄養成分表示(100ml当たり)】
- エネルギー 0kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 炭水化物 0.7g(糖類 0g)
- 食塩相当量 0.0.4g
引用元:綾鷹カフェ 急須珈琲 ブラック PET280mlパッケージ
「綾鷹カフェ 急須珈琲 ブラック」を開栓して香りを嗅ぐと、ブラックコーヒーの香りがメイン、抹茶の香りはゼロといっても過言ではないだろう。
実際に飲むと、味もブラックコーヒーでしかなく抹茶・緑茶の感じは後味でごくわずかに込み上げてくる程度だ。
ブラックコーヒーとしての「綾鷹カフェ 急須珈琲 ブラック」は悪くない味だが、これで抹茶×コーヒーと言われても困ってしまうほど...
どう考えてもブラックコーヒー味が強すぎるのだ。
無糖ブラックとして美味しく飲めるが、新しさを感じる味でもなく低評価するしかない。
厳しいこというと、どちらも低評価!
「綾鷹カフェ 急須珈琲」シリーズの2フレーバーを飲んだ結果、厳しい評価だがどちらも低評価。
とくに「綾鷹カフェ 急須珈琲 ラテ」に至っては、ラベルに味が記載されているからよいものの、グラスに注いでしまうと何を飲まされているのか?といった不安。
それでいて不味いとなると、もう全然ダメのように思う。
「綾鷹カフェ 急須珈琲 ブラック」は普通のブラック無糖でしかなく、新しい味感・新商品のワクワク感といった期待値を大幅に下回る”強い普通感”にガッカリしてしまうのが本音だ。