カゴメ「あまいトマト」200ml紙パック
完熟トマト6個分の濃厚なあまさを深く味わう
カゴメ「あまいトマト」は「カゴメ あまいトマトGABA&リラックス」に商品名が代わり、GABAを配合したストレスを低減機能ががついた機能性表示食品としてリニューアル発売しました
カゴメ「あまいトマト」おいしさの秘密
紙パック200mlで販売されているカゴメの「あまいトマト」、パッケージからも分かるようにトマジュースとしか言いようのない飲み物になる。
ではわざわざ紙パック200mlで発売しているあまいトマトは他のトマトジュースと何が違うのか?味はどうなのか?といった部分がポイントだろう。
ひとつに商品名にもなっている「あまい」の表現、そして独自のブレンドで酸味が控えめ、砂糖不使用なのに濃厚な「あまさ」、ここが普通のトマトジュースと違うのだよ...とカゴメ「あまいトマト」はアピールしている。
もう一つの特徴として面白いのが糖度10をパッケージでアピールしている部分、正直言って糖度10がどれぐらいの甘さなのか僕には分からないし、素人が糖度10と言われてもピンと来ないはずだ。
よく分からないので糖度について少し検索を行うとイチゴが糖度12~13、スイカが11となっている。
これはイチゴやスイカの種類や銘柄によって糖度は変わるはずだが庶民的なイチゴやスイカの糖度がこれぐらいと考えるならばカゴメ「あまいトマト」の糖度10とは言うほど甘くないのではないか?と予測している。
後はもう実際に飲んで確かめるしかないだろう、本当にあまいのか、そして僕にとっての最重要事項「味はうまいのか、まずいのか...?」である。
原材料と栄養成分
一応食塩無添加のトマトジュースになるので原材料と成分を引用しておく。
原材料
トマト、香辛料
栄養成分
【200ml当たり】エネルギー:70kcal、 たんぱく質:2.8g、 脂質:0g、 ナトリウム:24 ~50mg、 糖質:13.7g、食物繊維:2.0g、カルシウム:21mg、カリウム:920mg、リン:65mg、ビタミンE:2.9mg、ビタミンK:5μg、葉酸:8 ~64μg、ショ糖:0g、リコピン:20 ~53mg、GABA:200mg
トマトジュースの原材料などトマトに決まっている、それでもカゴメ「あまいトマト」の原材料を確認すると香辛料が含まれていることが分かった。
このような内容は飲料に関わる人間なら当たり前なのかも知れないが一般消費者でトマトジュースの原材料をマジマジと確認する人間はおそらく極小...僕はマイノリティーなのだろう、そこは素直に認めるしかない。
よく見ると200mlの中にぎっしりと栄養成分も含まれている、特筆すべき部分がGABA200mgだ、GABA(ギャバ)とはイライラや不安を鎮めて精神を安定させる抗効果があるといわれる成分...
なるほど、全てのトマトジュースにGABAが含まれているかどうか、僕は知らない。
だがカゴメ「あまいトマト」紙パック200mlはGABAが含まれており、あまいトマトジュース味とGABAにより心を落ち着かせたい時やそのような人に「コレ飲め!」と渡すのもアリなのかもしれない。
ああだこうだ言うのはこの辺で終わりにしていい加減に飲もうではないか。
濃厚なトマトジュースの味と自然なあまさ
さてカゴメ「あまいトマト」にストローを勢いよく挿しながら飲んでみる。
口あたりはドロドロと粘度が高く、かなり濃厚なトマトの味わい、それでいてトマトの自然なあまみを十分に感じられる。
そして問題となるのは糖度10のあまさだろう、僕の味覚が確かならばカゴメ「あまいトマト」の糖度10とは確かにイチゴより甘くない、スイカよりも甘くない、もちろん人工的な砂糖の味は一切しないが甘みを感じる味...
あまさとは実に難しい表現だ、ただ一般的にあまいと呼ばれるような飴やケーキ的なものではない事だけは確実に言える。
これが完熟トマトのあまさなのだろう、本当に優しいあまさと味と僕は評価、もしかするとGABA成分が僕にそう思わせているのかも知れない。
個人的にトマトジュースは塩っぽい味が好きな僕、だから僕にとってカゴメ「あまいトマト」はトマトジュースとしては無しの飲み物になってしまう。
しかし例えばトマトジュースが苦手な人...子供などを考えるとお勧めのトマトジュースとも言える。
僕はトマトジュースの世界を少々なめていたのだろう、カゴメ「あまいトマト」は確かに普通のトマトジュースとは違う...
そんな風に、僕は思う。