セブン&アイ「山形県産洋梨オ・レ」Pear au lait
完熟洋梨果汁と北海道産生クリームを使用したセブン&アイ期間限定の洋梨オレを実際に飲んだ感想と評価についてレビュー
セブン&アイ「山形県産洋梨オ・レ」は終売しています。
北海道生クリーム使用「セブン&アイ山形県産洋梨オ・レ」
セブン&アイのPB(プライベート)商品「山形県産洋梨オ・レ」は、山形県産洋梨果汁に濃いめの乳原料をブレンド、北海道産の生クリームを加えた果汁率10%未満の洋梨オレ。
果汁率の高さと濃厚なミルク感により、全てを濃厚に仕立てたセブン&アイの期間限定商品だ。
セブン&アイのペットボトルPBソフトドリンクはアサヒ飲料が製造しているケースが多く、「山形県産洋梨オ・レ」の製造もアサヒ飲料。
パッケージデザインにアサヒ飲料っぽさが全くないこと、価格が安いことから、安っぽいドリンクをイメージする人は案外多いが、製造は大手飲料メーカーであるアサヒ飲料と知ったとたんに安心する人が多いのも現実だ。
アサヒ飲料は三ツ矢ブランドをセブン&アイ限定発売として多く発売してきた経緯がある。
セブン&アイのPBドリンクで安いから味に期待できない...といったわけではないのだ。
「山形県産洋梨オ・レ」の原材料名と栄養成分表示
名称:清涼飲料水
原材料名:砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、西洋なし果汁(西洋なし(山形県産))、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、クリーム/酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、甘味料(アスパルテーム・Lーフェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、ベニバナ黄色素、野菜色素
内容量:500ml
【栄養成分表示:100ml当たり】
- エネルギー 27kcal
- たんぱく質 0.5g
- 脂質 0g
- 炭水化物 6.4g -糖質6.2g -食物繊維0.13~0.29g
- 食塩相当量 0.04g
「山形県産洋梨オ・レ」PET500mlパッケージより引用
年間300本以上の異なるソフトドリンクを飲み4年間レビューを続けていると、製造メーカーと原材料・栄養成分を見るだけである程度の味の予測ができるようになる。
「山形県産洋梨オ・レ」の場合はアサヒ飲料・砂糖・脱脂粉乳・甘味料と、1本135kcal、たんぱく質0.5gあたりと果汁率10%未満がポイント。
ここから予測できる味は、ミルク感はそこまで強くなく、洋梨感がふわっと広がる味、フルーツオレに近いマイルドな酸味、北海道産生クリームを使用しているわりに思ったほどクリーミーではない。
クリーミーな場合はコーヒーポーション系の味と人工甘味料が混じり合い後味がイマイチな仕上がり、
これが僕が予想している「山形県産洋梨オ・レ」の味だ、それと同時にカルピスと似た内容になっている部分も気になるところ。
実際はどうなのか、飲んで確かめてみよう~!
洋なしカルピスに近い味わい、想像以上に濃い!
「山形県産洋梨オ・レ」を開栓して香りを嗅いでみると、洋梨の香りがかなり強くミルクの香りは弱めになっている。
液色こそ白乳色でオレっぽさ(au lait)があるも、洋なしドリンクと変わらぬ本格的な香りだ。
実際に飲むと、ほどほどのミルク感に甘酸っぱい洋なし味が絡み合い美味い!とくに洋なし味が想像以上に濃いめ。
洋梨独特の苦みをも表現した味わい...というよりも、「山形県産洋梨オ・レ」は洋なしカルピスに近い味だ!
「山形県産洋梨オ・レ」の内容そのままに、洋なしカルピスのパッケージにしてしまえばそのまま通用するだろう。
原材料にある乳酸菌飲料の項目、さらに人工甘味料の内容からしてもしや...と思ったがその通りだった。
もちろん洋なしオレとしても十分美味しく飲める、洋なし好きにとって高い満足度の味でもある。
それと同時にカルピス好きにとっても美味しく飲める、それがセブン&アイ「山形県産洋梨オ・レ」なのだ