キリンから2019年3月26日に発売された「午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティー」
甘くない微糖のミルクティーを実際に飲んだ感想と評価について
「キリン午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティー」
キリンから甘くない微糖のミルクティー「午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティー」が2019年3月26日に新発売された。
午後の紅茶ミルクティーと言えば優しく甘い味が特徴のロングセラー商品、冬場によく売れるドリンクでありテレビCMも冬になるとバンバン流してくる知名度の高すぎるブランドだ。
そんな午後の紅茶ミルクティーを微糖にしてしまうキリンは一体何を考えているのだ?と思う人もいるだろう、僕もその一人だ。
キリンとしては午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティーを20代後半~30代の働く女性をメインターゲットとしており気分転換におすすめとしている。
しかしキリンがこの手の微糖系な「茶」に手を出す意味は多分そこではない、やはり微糖・無糖でデスクワーク時にチビチビとゆっくり飲む系のドリンク市場へ...と僕は考察している。
やはり味についての意見が割れるものの、大ヒットしたクラフトボスシリーズがドリンク棚に並ぶ姿を黙って見ているわけにはいかないのだと思う。
サントリーのクラフトボスが大ヒットしてから大手飲料メーカーはこぞって似たようなドリンクを市場に投入してきた。
しかし結局スーパーやコンビニ等のドリンクコーナーでまともに目にするものはクラフトボス、これは一人勝ちの可能性もある。
加えてクラフトボスシリーズは紅茶にまで手を出してきたのだ。
サントリーがこのような無糖、紅茶、クラフトシリーズで出してくるとなればキリンが黙っていられるわけがない。
そこで「午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティー」の登場、ブランド力は午後の紅茶でしかもミルクティーといった最強すぎるドリンク、しかし無糖ではなく微糖なのだ。
これで一気に無糖に振り切れば面白いとは思うものの、そこは実際に飲んでみなければ分からない。
キリン「午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティー」の原材料名と栄養成分
原材料名
牛乳、紅茶、砂糖、全粉乳、脱脂粉乳、デキストリン、食塩/香料、乳化剤、ビタミンC、グルコン酸Na、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
栄養成分表示(製品100ml当たり)
- エネルギー19kcal
- たんぱく質0.8g
- 脂質0.7g
- 炭水化物2.3g(糖類1.9g)
- 食塩相当量0.09g
「午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティー」パッケージより引用
午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティーはミルクティーだがカロリーはかなり控えめとなっている。
この辺りもメインターゲットである女性を意識したものなのだろう。
午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティーのパッケージを見るとリーフリッチブリュー製法によって引き出された紅茶のリッチなおいしさ...とある。
では全然聞きなれない言葉であるリーフリッチブリュー製法とは?
検索するとキリンの公式サイトに辿りつく
一定の湯量に対し、抽出する茶葉量を多くすることで、旨みやコク感に寄与する成分を多く含むリッチなおいしさを引き出す製法です。
リーフリッチブリュー製法により苦味の無い濃厚でリッチな味わいになるそうだ。
後は実際に飲んでから評価してみよう。
ミルクティーなんだからもう少し濃い味にしようよ!
午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティーのペットボトルキャップをあけて香りを嗅いでみると午後の紅茶ミルクティーらしい優しい香りがする、やはり午後ティーはこうでなくてはならない。
実際に飲んでみると薄い、ミルクティーにしては薄いとしか思えない味...それが午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティーに対する僕の感想と評価だ。
口あたりからすっきりとしており飲みやすい、確かに甘くないもののミルクのコクは感じられる。しかし味が薄すぎるのだ。
デスクワークでチビチビ飲むドリンクとしては確かに甘くないドリンクは適している部分があるのも分かる、しかし薄味で微糖のミルクティーでは満足できないのだろうか?
と、よくよく考えてみると午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティーは働く20代後半~30代の女性がメインターゲットだった事実に今さらながら気が付く。
男性の僕としては午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティーは味が薄すぎて全く面白味の無いドリンク、ブログ記事を作成しながたチビチビとやってみたが少なくとも気分転換にはならない。
女性の評価も聞いてみなければ分からない部分が多すぎる午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティー、気になる人はぜひ一度試してみてはどうだろうか、
そんな風に、僕は思う。
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